2009年12月15日

硬式VS軟式

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中学野球小僧 2010年 01月号 硬式VS軟式



この雑誌、息子が中学時代は毎号欠かさず購読していました。
興味のあるテーマなので、久しぶりに購入。

中学野球で硬式と軟式、どちらが良いのか?
私が思うに、これには答えが無い そう思います。

それぞれに長所と短所が入り交ざっている。
本もどちらが良いのか結論づけている訳ではないです。

現役の指導者さん、選手、高校の監督。
様々な人達のインタビューもあり、読み応えもあります。

ボールの違いで同じ野球。でも、それこそ奥が深いテーマ。
我が家の場合のパターンは、過去にもエントリーしましたが、
もう一度まとめてみますと・・

硬式チームへの勧誘は確かにありました。
ただ通うのに大変。うちは僻地なので (~_~;)
それと費用、また本人の希望など・・

本人は中学部活が衰退してしまうのを懸念。
皆が硬式に行ってしまえば、その学年が極端に少なくなる。

ゲンジの決断で少なくとも3人が同じ軟式を選んだ。
どう転んでもおかしくない状況でした。

軟式のクラブチームとも連携しており、指導体制も悪くはない。
ここが私には最大のポイントでしたね。
指導面に不安があれば、無理にでも硬式を勧めたかもしれない。

6月の中体連で負けたら終わり。これが部活。
翌年の春までは結構長いですね。

硬式チームなら大会が終わって引退しても、
継続して練習参加が出来るのがメリットか。

うちの場合、近隣の学校と合同で硬式に馴染むためのスクールがあり、
軟式引退後の4ヶ月間お世話になった。

ここでボールにも慣れる事が出来て、こういうチームの存在は有難い。

都市部ではグランドが狭く、また野球経験のない先生が顧問。
こんなパターンもあるでしょう。そうなると魅力は薄れます・・

近くに硬式チーム自体が存在せず、部活しか選択肢がない。
こんな状況の家庭も多くあるでしょう。

どちらにしようか? と悩める環境は逆に恵まれているのかもしれません。

無論、硬式チームの全てが良いチームか? とは言えないでしょう。
逆に部活が全くダメか? といえばそんな事もない。

中学2年の夏休みには軟式の全国大会を観戦。
翌年はシニアの全国大会にも足を運んだ。

それぞれの大会、さすがにトップレベルだけあって、
技術的にも素晴らしかった。

高校野球を視野に入れるなら、進路面のサポートも踏まえても
硬式チームのほうが色々と有利な面もありそう。

ただ前述のように、全てのチームが良いチームとは限らない。
私も色んな方面から多くの話も聞いていて、それぞれ問題も抱えている。

部活の場合は顧問が異動で交代になる。これがあります。
優れた先生が強くしても、人が変わればチームも変わる。

チーム選びはとても重要です。入ってから後悔しないよう、
十分に吟味して選びたいもの。

今の時期はどちらにしようかと悩んでおられる家庭も多いでしょう。
この本は参考になりますからお勧めします。



posted by ドラ夫 at 21:07| Comment(24) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

久しぶりの軟式の試合

4ヶ月半の硬式スクール活動が終わり、
今週末は軟式の最後の大会が控えてます。

中体連が終った6月以降、軟式の試合はこれが初めて。
久しぶりの軟式の試合になります。

当初は1・2年生のチームでエントリーする大会でしたが、
色んな意味合いで3年生も参加する事になった。

一応硬式は終ったのでいいのですが、ボールの違いに対する不安が選手にもある。
特にピッチャーはなんとなく違和感があるようです。

硬球と軟球のB球。重さも違いますし、指の感触も違う。
聞いた話ですが、軟球→硬球 はさほど心配はいらないそうですが、
硬球→軟球の場合は注意が必要との事。

肩が抜けるような感覚になるらしい。
こうなると、3年生の登板は避けたほうがいいのか?
という心配も出てくる・・

ただ最後にいい結果を残したいという気持ちは強いですし、
当然ながら勝ちを目指して戦う。
しかしそれで選手が故障しては意味がないので悩みどころか。

当日の本人の気持ち次第ですかね。

本来なら異なるボールを扱うのは止めたほうがいいかもしれませんが、
チーム事情というか、大会参加の絡みでこうした成り行きになりました。

ゲンジも硬式では打撃面で期待以上の結果を残しましたが、
軟球になってどうなるか?

900gのバットから、久しぶりに800gのバットで実戦を迎える。
どんな結果が出るのか? 今から楽しみです^^

なにより、またあの時のメンバーで試合が出来るのが嬉しい^^
勝ちに拘りつつも、和気藹々と楽しんで野球をしてもらいたい。

そんな雰囲気を私もベンチで作っていきたいと思います。
当日まで誰をどこで起用するか? 打順はどうするか?
私も色々と考えて挑みたいです (^_^)

posted by ドラ夫 at 02:09| Comment(21) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

高校球児予備軍

中体連が終わって部活を引退した3年生達。
何人かはその後も野球を続けています。

軟式クラブで引き続き練習をしている子。
そして硬式クラブへ移籍した子。この2通りです。

移籍という言い方はちょっと違うかもしれない。
毎年この時期に、高校野球を念頭に置いた
『硬式野球スクール』的なチームが出来るのです。

学校の垣根を越え、大人の有志達が希望者を募り、
硬球に慣れるための練習をするチームです。

同じ野球でもボールが違うとプレーの質も異なる。
高校にも軟式は少数ながら存在しますが、
なんといっても高校野球といえばやはり硬式。

軟球から硬球へスムースに移行出来るよう、こうしたチームが立ち上げられています。

こうしたパターンは各地であるようで、以前に雑誌の「野球小僧」
の記事でも取り上げられていました。
中には自治体が熱心に力を入れ、海外遠征までする所もあるとか。

当地はそこまで規模は大きくありませんが、3年生の人気も高いようです。
ある程度慣れてきたら、既存の硬式チームと練習試合も行うらしい。

また既存の硬式チームの中には、軟式を引退した選手を受け入れてくれる所もある。

高校受験を控え、勉強にも力を入れなければならない3年生ですが、
高校入学後に野球部を希望するなら、長い期間野球から遠ざかるのは、
入学後に苦労するかもしれない。

そう考えると、せめて週末位は野球の練習を続けたほうがいいだろう。

一人で練習するよりも、こうしたチームの世話になれれば得る部分も多く、
他校の選手と友達にもなれる。情報交換も出来るし、
なにより硬球に早く慣れるのは強みですよね。

夏休みもそれなりに練習予定が組まれているようです。
高校球児予備軍達。来年の今頃は甲子園を目指してプレーしているんですね。

posted by ドラ夫 at 23:49| Comment(19) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

「軟式」高校野球観戦

先日の日曜日はクラブの公式戦でした。
朝早くに試合が始まり、終了したのが午前10時前。

いつもなら後の試合を観戦するか、グランドに戻って練習になるのですが、
その時は簡単な反省会の後に解散となりました。

こんな時は絶好の自主錬の機会なんですが、生憎ゲンジは故障中。
だが本人は動きたくてウズウズしている様子。

何かないか? 帰宅後にあれこれと思案していたのですが、
丁度高校野球の春の大会が行われており、その観戦に出掛ける事にしました。

上のレベルでの野球を見るのも勉強のうち。
試合会場はクルマでちょっと時間がかかる場所。
しかしその途中にある高校の横を通ると・・

そこでは野球の練習試合が行われていました。
『ちょっと見ていこうか?』 そうゲンジと相談。
最初は10分ほど見学するつもりだったのですが。

よく見ると何か違う・・
同じ高校野球でも、こちらは軟式高校野球だったのです。

高校野球といえば甲子園に代表されるような硬式が主流ですが、
このような軟式も少数ですが存在します。

硬式の聖地が甲子園なら、軟式の聖地は同じ兵庫県の明石。
毎年8月下旬に全国大会も行われています。

軟式と硬式、両方の部活がある学校もあり、
栃木の作新学院や岐阜の中京、長野の松商学園、広島の広陵など
硬式・軟式共に名門。という学校も多い。

また大分の四日市高のように、軟式で名声を得ている学校もある。

ゲンジは高校で軟式がある事を知らなかった様子。
さて見学した試合ですが、とても良い試合でした。

投手戦で守備も見応えがあり、軟式特有の叩きつけるような打撃もあった。
なにより現在自分がやっている野球と、同じボールを使っているのだから、
ゲンジにとっては全てが参考になった事でしょう。

軟式高校野球というと、一段下がったような見方をされる人もいるようですが、
そんな事はないと思いました。少なくともこの日観戦した試合、
私の目で見ても とてもレベルが高かった。

さてこの高校軟式、選択する子は何を基準にこの軟式を選ぶのでしょうか?
硬式だと練習が厳しいとか、もっと気楽に「野球」をやりたいとか、
想像するにこうした理由なんでしょうかね?

確かに同じ高校野球でも、硬式の扱いはマスコミでも大きく取り上げる反面、
軟式はテレビ中継も無いですし、出場校も少ない。

まぁこれは競技人口が違いますから仕方がないですが、
あえて高校で軟式を選ぶのは何故か?

私は軟式を見下した気持ちで、このような事を言っているのではありません。
何故なら、あくまでもこれは私自身の考えですが、
ゲンジの高校野球で、この軟式も「有り」かな? と最近思うからです。

軟式で明石を目指す。これも立派な目標になります。
だからこそ、現役の軟式高校生はどうして軟式にしたのか?
そこがちょっと気になります。

軟式の高校野球、私も色々と情報収集してみたいです。
posted by ドラ夫 at 23:06| Comment(24) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

3年生の志望校

クラブチームを卒団した3年生達。
高校受験を間近に控えていますが、大まかな志望校が決まりました。

強豪私学へのセレクション合格者は1名。
しかしその合格者は結局は一般の県立校へ受験を決めました。

随分と悩んだようですが、決め手になったのは
『試合に出れる学校』 という部分だそうです。

その私学なら、場合によっては甲子園も狙えます。
ただ、チームは甲子園へ仮に出場出来たとしても、
そのベンチ入りメンバーに入れる保証はありません。

そこは部員数も大所帯。何人かは県外からの野球留学者もいます。
当然 競争は熾烈。ベンチ入りメンバーに入るのは至難の業でしょう。

前述の選手は、どうやらその部分で尻込みをしてしまったのか?

でもこうした考え方も有りかな? と最近は思います。
強豪校で一度も公式戦を体験せず、高校生活を終えるか、
一般校で試合に出るのを選ぶか? 本人と周囲の気持ち次第でしょうか。

チャレンジ精神からすると、強豪校で挑戦してほしいのですが、
現実問題として捉えるなら、悩ましい選択ですよね。

『甲子園』という目標は皆が持つものとは思います。
でもその思い入れの強弱は個人差がありますよね。

選手の能力にも関係してきますし、最悪の事を覚悟の上で飛び込むのか?
甲子園は望めなくても、純粋に「野球」をする環境を選ぶのか?

口で言うのは簡単ですが、その子は相当悩んだ事と思います。
その決断を とやかく言うつもりはありません。

うちも近い将来、こうした選択に悩むでしょうが、
親としての希望を言わせてもらうなら、
ゲンジには試合に出れそうな学校に進んでほしい。

自分の技術レベルに応じた学校。という意味です。
背伸びをしてまで、甲子園には拘ってほしくないです。

ちょっと消極的な考えかもしれませんが、これが私の今の本音です。
私も違う競技ですが、高校時代は部活に明け暮れていました。
ですから そうした部分の悲喜は色々と目の当たりにしてきましたから。

ゲンジがどう考えているか? まだ先の話ですからハッキリしませんが、
その場になったらアドバイスしようと思ってます。

他の卒団生もほとんどは県立。しかもほぼ全員が野球部に入るとの事。
これは嬉しいですね。 高校でも存分に暴れてほしいものです。

まだ受験が終わっていませんから、ちょっと早いかもしれませんが^^
posted by ドラ夫 at 23:49| Comment(27) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

「チーム選び」 我が家の場合

現在は軟式野球に身を置くゲンジですが、最近はなんとなく硬式への想いもある様子。

小学生から中学生になる時に、どんな環境で野球をするか?
こうした事に関心を寄せる親御さんも多いと思います。

私の生活する地域には、リトルリーグに代表される小学生の硬式チームはありません。
ですからうちの地域の小学生は、野球=軟式になります。

ところが中学の硬式チームは当地の場合は複数存在します。
中学の野球の選択肢として、これらの硬式か、学校の野球部に代表される軟式か?
どちらを選ぶかという問題に直面します。

これらの他に、『軟式クラブ』もあります。
実は当地の場合はこれが一番盛んでして、大多数の子はここに入るのが多いです。


ゲンジが6年生の頃、中学での野球をどうするか?
他の選手やその父兄と、何かにつけて話題になりました。

主力のほとんどは野球を続ける事を表明。
一部の選手は態度を保留。(他の競技へ行く子もいました)

1名のみ、硬式へ進むのを決めた子がいました。
後はゲンジを含めて当初は軟式を選びました。

私も硬式はなんとなく敷居が高い印象があり、また費用面等で親の負担も大きく、
この時は私も軟式に賛成の立場でした。

夏の頃、ある硬式チームのコーチが私を訪ねてきました。
用件はゲンジの進路。是非うちのチームに入れてくれないか?という打診です。

目をつけてくれた事を嬉しく思うも、不安もよぎって心中は複雑。
『一度練習の見学にきてください。』 と申し出を受けゲンジにその事を告げる。

だがゲンジは硬式に興味はなく。「見にいかない」 の一点張り。
本人に気が無いのなら、無理強いをしても仕方がないので、
そのコーチの方には丁重にお断りの連絡をしました。

秋になり、再度コーチが来訪。今度はゲンジを交えての話となり、
せめて一度体験練習を。という事でしたので、日を決めて行く事になりました。

こうした事が重なり、ゲンジも次第に気持ちは硬式へ。
親の私も硬式のほうに魅力を感じ、話はスムースに決まるかに思えた。

ところがゲンジが硬式に行くかも? という噂が仲間内で始まると、
《ゲンジが行くなら俺も行きたい》 と言う子が3人名乗りをあげました。

もしそうなると、この学童チームからは5人が硬式へ進む事になります。
残りが軟式に行くと、軟式は人数的にも戦力的にも、この学年は層が薄くなってしまいます。

この噂が広まると、軟式クラブの会長から「学年で穴が開くのは痛い」
という話がこちらにあった。 軟式側は言わば付き合いも古く顔見知りでもある。

先の3人は、ゲンジと同じチームがいい。という主張なので、
うちが軟式を選べば後の3人も軟式。
ようするに我が家がキャスティングボードを握る事になってしまう。

身の振り方次第では遺恨も残るかもしれない。
でも最終的な判断はゲンジに決めさせました。
『どちらでもいい。自分の好きなように決めろ』

数日悩んだあと、ゲンジが選んだのは軟式でした。

『詳しく言わなくてもいいから、どうして軟式にしたか? それを聞かせてくれ』
と尋ねましたところ、ゲンジの返答は、
『皆が硬式へ行ったら、中学の野球部はどうなる? それを考えたら・・』

この時既に、自分の代は自分が部活を背負う覚悟が出来ていたみたいです。
悔いは無いか? と聞きましたが、黙って頷いていました。

残念な気持ちと、安堵した気持ち。それぞれが交錯して本当に複雑な気持ちでした。
でも進む道が決まって、肩の荷が下りた気もありました。

硬式コーチの方には事情を説明し、正式にお断りを伝えました。
とても残念がっておられましたが、これも仕方がないですね。

結局はこの学年で硬式へ進んだのは1名。後は軟式で今もチームメイトです。

野球をやる環境は、一口では語れないほど様々な事情が存在します。
でも軟式・硬式問わず、良い指導者がいるチームを選びたいですね。
後は本人の気持ちの持ち方でしょうか。

親の関わりもチームによりけりですが、とにかく色んな面で後悔だけは無いようにしたい。

あれから1年。クラブではある程度の実績も残し、今年の6月からは現2年生も引退。
いよいよ自分達の代になります。 

ここで結果を出す事が、この決断の良否を決める鍵になる。
皆で選んだ軟式チーム。皆で良い成績を出せるよう、頑張ってほしいですね。

posted by ドラ夫 at 23:52| Comment(48) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

ある中学生の悩み(チーム移籍について)

先日、およそ10年ぶりに旧友と再会しました。
彼は同い年で元同僚です。彼が転職したので付き合いが途絶えていたのですが、
久しぶりに連絡があり、会って話をする機会がありました。

彼は同県ですが、遠く離れており生活圏も異なります。
色んな話で盛り上がったのですが、子供の事から次第に野球の話へ。

彼はまだ独身ですが、甥が一人います。
その甥がうちの息子と同い年で、やはり中学軟式で野球をしているとの事。

今日はその時に聞いた、中学生の苦悩とチーム移籍についてのお話です。


友人の甥をA君とします。
A君は小学生時代も学童軟式で過ごし、市の大会でチームは好成績をあげていました。
上部大会にも出場し、その市では強豪チームだったそうです。

A君の父(私の友人の兄)もそのチームでコーチを務めていました。
A君は父の勧めで、中学の野球部に入る事にしました。
そのお父さん曰く、「中学のうちは軟式で十分」との事。

A君のチームの6年生も、大半は軟式を選ぶ流れだったようです。
そこへある選手(B君)のお父さんが、「うちは硬式に入れる」と宣言。
それはそれで構いません。チームを選ぶのは自由ですから。

ところがB君は気乗りしない様子。理由は、
「このメンバーで、同じチームで野球がしたい。」

ようするに学童時代の「仲間」と同じチームに行きたい訳ですね。
これも立派な選択肢の一つでしょう。

しかしB君の父はそれを許さず、執拗に硬式入団を迫ったそうです。
本人の意思ではなく、親のゴリ押しでしょうか?

B君は言いました。「自分一人で硬式へ行くのは嫌だ・・」
そこでお父さん、「じゃあ他に誰かが行くと言えば、それならOKか?」
B君は仕方なく 「うん・・・」 と答えた。

するとB君のお父さん、我が子を硬式に入れるために、
他の子供達へ勧誘をはじめました。子供だけではなく、
親御さんにも熱心に勧めたそうです。

こうなるとA君のお父さんは面白くありません。
A君父vsB君父 軟式派と硬式派の争いになってしまったのです。

しかもB君本人は軟式を希望しているだけに、話がややこしい。

最初はほとんど軟式で固まっていた子供達ですが、
B君父の切り崩しに遭って、一人、二人と硬式に気持ちが傾く。
最終的に4人の子が硬式へ進む事になりました。

一方の軟式は9人となり、同じチームだった子供達は2つの道へ別れる事に。
ただ軟式派の父兄の中には、B君父の強引な勧誘に不満があり、
問題解決後もシコリが残ったよう。


中学入学後5ヶ月が過ぎた8月下旬。
それぞれの道へ進んだ子供達に、それぞれ変化がありました。

中学部活へ進んだ子供達。3年生引退後の新チームでは、
皆が主力に近い存在になり、日々楽しく野球に取り組んでいました。

一方硬式に進んだ子は・・

厳しい練習もそうですが、周囲のレベルの高さに圧倒される毎日。
同じ学年にも、技術の高い子が目白押し。
加えて先輩達も層が厚い。練習試合にも出れない状態が続く。

彼らは平日の放課後、校庭で楽しく練習している部活の様子を見るにつけ、
次第に気持ちは軟式へ。そしてついに、なんとB君が父親に
「硬式を辞めたい。そして部活の野球部に行きたい!」と直訴。

これに対してB君父は猛反対。しかしB君も引き下がらず、壮絶な親子喧嘩に。
B君はA君に打ち明けた。
「俺達、硬式を辞めて部活に行きたい。そんな俺達を受け入れてくれるか?」

A君は答えた。「大歓迎だよ!」

だが事は上手く運ばなかった・・

A君父が顧問と2年生保護者に根回し。
『途中からの移籍加入は好ましくない。なまじ硬式をカジった奴らが入ってくると、チームの和も乱れるし、指導方針も噛みあわない。まして連中は部活を見捨てて硬式を選んだ。そこが面白くないと言って安易に部活を頼るのは、甘えているし筋違い!』


ここまで黙って話を聞いていたドラ夫も、我慢出来ずに口を挟んだ。
「お前の兄さん、それはちょっと大人気ないだろ?」

友人は言った。
「俺もそう思う。でも兄貴も意地があったんだろうな・・」


チーム選びに諍いが有ったとはいえ、選手は自分の子供の同級生。
しかも自分が学童時代に、コーチとして指導をした選手達だ。
幾ら意地とはいえ、そこまで突っ張るのもどうしたものか?

こう考えると、チーム選びというのは難しい。
選択肢が一つしかないのなら、それは仕方ないが、
複数ある時は慎重に決めるべきだ。

親の希望も大事かもしれないが、やはり本人の気持ちが一番大事だと思う。
選手個々で目標や取り組みが違うので、それに合ったチームを選択するべき。
入った後で後悔しないためには、選手の力量と気持ちを重視しなければならない。

今回の件、B君父の硬式勧誘が無かったら、学童チームは全員部活へ行っていた。
それが良かったか悪かったかは、人によって意見も分かれるかもしれない。
でも親同士の問題で、純粋な子供の気持ちを踏みにじるのは勘弁してもらいたい。

この話はまだ、継続的に話が進んでいるようです。
なんとか良い妥協点を見出してほしいです。
子供に罪はありません。これで野球から遠ざかってしまうのは惜しい事です。

私の考えですが、高いレベルで野球をするつもりなら、技術も大事ですが
本人の意思が一番大事ですね。これが欠けていると、
今回のような事態になりやすいのかもしれません。

親のアシストも必要かもしれませんが、過度の押し付けは子供にもプレッシャーを与えます。
子供本人に高い目標があるのなら、苦しい練習にも耐えるでしょうが、
今回のB君のように、初めから気乗りしない入団は考え物かもしれません。

それほど甘いものではないですからね。硬式チームは。

「仲間とやる野球」これも大切な要素だと、私は思います。

今回の記事、友人には了解を得ています。
これからチーム選びを考えておられる方に、参考になれば幸いです。
posted by ドラ夫 at 23:09| Comment(45) | TrackBack(2) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

越境入学問題

今朝の新聞記事に、中学生の高校進学に関する記事が取り上げられていました。
いわゆる『野球留学』に関する事です。 以下に文面を引用します。



日本高校野球連盟(脇村春夫会長)は17日、大阪市内で第2回野球留学検討委員会を開き、各都道府県高野連からの調査回答を基に今後の方針を話し合った。「特待制度や中学生選手への勧誘行為に行きすぎた点が見られる」などの報告があり、来年以降も実態調査を継続することや、地方大会申込書の選手名簿に出身中学と中学の都道府県名を書き加えるように求めることを決めた。
 今夏の地方大会を対象に野球留学の実態を調査。全国4137校のうち、県外中学出身者がいる学校は647校、15.6%に上った。登録選手約8万人のうち2773人、約3%が県外から入学。うち84.7%の2350人を私立が占めた。また、春夏甲子園出場校の登録選手では96年の9.1%から21.0%と増加傾向にある。
 野球留学の弊害として「入学金や寮費の免除」「勧誘のための中学生の自宅への訪問」など学生野球憲章に反する事例が報告され、留学選手の大会登録人数を制限することについて、19連盟が「何らかの措置が必要」と賛同する一方、5連盟が「根本的な解決にならない」など慎重だった。
 話し合いでは、「登録人数制限が必要」との意見も出たが、結論は持ち越された。また、「隣接県からの入学者を野球留学の定義から外すべきだ」との意見が出たため、11月の評議員会で検討することも決めた。



ようするに、現状の野球留学に何らかの規制を設けるべき。という論調です。
中学生の息子を持つ親として、こうした問題には無関心でいられません。

うちの息子が野球留学を目指している。という訳ではありません。
そんなレベルには程遠い実力ですから(^^;

ただ選手の中には、「夢」を持って野球に打ち込んでいる子も沢山いるでしょう。
色んな夢があるでしょうが、やはり『甲子園』というのが中学球児には
一番の身近な夢ではないでしょうか?

甲子園出場という目標は、ある程度腕に覚えのある選手でしたら、
ごく自然に考える事だと思います。
その夢と目標を達成するために、『志望校』というものが存在するんですよね。

言わば、その子の将来や進路を左右する選択になるでしょう。
こうした事に高野連が、規制をかけるというのも変な話だと思います。

越県入学には賛否両論があります。

私が思うに、現在の甲子園代表を決める、『1県1代表制』にも、
少なからず問題があるのでは? と思うのです。

『1県1代表制』が定着したのは、第60回大会からだそうです。
それ以前は5年に一度の記念大会を除き、地域によっては他県の優勝校と
「代表決定戦」がありました。それに勝って初めて甲子園に出る事が出来たそうです。

私が物心ついた時には既に『1県1代表制』でしたが、
父に聞いた所、それ以前は例えば 三重県と岐阜県での「三岐大会」とか、
福井県と滋賀県による「福滋大会」など、それらの試合を勝たないと甲子園には行けなかったとの事。

ようするに昔は出場校が今より少なかったんですね。
夏の甲子園でも、県によっては代表校を送り出す事が出来なかったわけです。

『1県1代表制』になってからは、全ての都道府県で代表を出す事が出来るようになりましたが、今度はそこである種の不公平が生じましたね。

人口の多い県と少ない県。参加校数が多い少ないの問題です。
甲子園に出る。という事だけ考えると、人口の多い県は狭き関門です。
勝ち上がるのに、ノーシードなら8試合が必要! なんて県もあるほどです。

一方で4試合勝てば甲子園。という県も存在し、これでは確かに公平ではありません。
そうなると人口の多い県の選手が、「甲子園」を目指して他県への留学を考えるのも
自然の流れではないでしょうか?

国政選挙の『1票の格差』の問題に似ていますが、選挙では定期的に
定数是正や区割りの見直しが行われています。

これを現在の甲子園出場に当てはめる事は出来ないでしょうか?
私の考えは、数年前の記念大会で採用された、出場枠拡大です。

千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県。
これらの府県は「2代表」にするのが良いと思います。
こうする事により、これらの県に在住する生徒が、
少しだけ甲子園の関門が広くなり、地方への留学を多少は少なく出来ると思うのですが。

野球留学にはこれ以外にも様々な問題があると思います。
でも実際にプレーをする選手の立場にたった改革を望みたいです。

「なんでも禁止」や「問題があるから規制」というのはいかがなものか?
と思う次第です。
posted by ドラ夫 at 12:22| Comment(35) | TrackBack(2) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

夢の『オープン戦』

まだ正式決定ではありませんが、

我が軟式クラブと、硬式チームとの練習試合が実現するかもしれません。

えっ? と思われるでしょうか?^^

ボールが違うから当然ですよね。

守備側のボールを使用して行うゲームです。

硬式チームが守備の時は硬球を使う。軟式が守備の時は軟球。

つまり我がチームは硬球を打つ事になるんですね。

「異種格闘技」のような試合かな?(^^;

ひょんな事から湧いた話なんですが、対戦すれば面白そうです。

クリアしなければならない問題もあるので、話が頓挫する可能性もありますが、

なんとか実現にこぎつけたい。

相手の高いレベルに触れるのも、大いに勉強になると思う。

さてどうなる事やら。。。
posted by ドラ夫 at 23:49| Comment(29) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年10月03日

3年生の進路事情

10月になり、3年生も高校受験の追い込み時期に入りつつある。

野球部所属の選手達も、高校野球を視野に入れた進路を模索している。
そんな中、これから11月頃にかけて有力校の「セレクション」が行われる。

有力私立校が中学3年生を対象とした、一種の選抜試験のようなものか?
この場合の試験とは、野球技術に関するものだ。

こうしたセレクションは学校により特色があるそうで、
広く門戸を開放する所から、ある程度の実績に沿った選手のみを対象とする所など様々。

それには中学チーム→高校野球部 といった独自のコネクションを持つものや、
或いは監督・コーチによる人脈の絡みもあり、必ずしも透明性があるとは限らない模様。

勿論、選手自身に絶対の自信がある子には、関係ないかもしれないが。

ただ最近は『野球』のみでOK という所は少なくなり、
ある程度の学力を求めるところが増えたとの事。

まぁ学生の本分は勉学にありますから、当然といえば当然かもしれません。

さて学校の選択ですが、名門私立に始まり、新興私立、公立強豪、一般公立。
といった感じでしょうか? 

うちの3年生、2人位は強豪私立も可能か? というレベルですが、
これもセレクションの結果次第ですね。 まだ情報不足で、彼らがどこを志願するか?
まだ把握していないのですが、こちらとしては興味がある所です。

強豪校は競争も厳しく、レギュラー確保は至難。
弱小校ならポジション確保も見通しがつきやすいが、「甲子園」は夢に近い・・

どちらを優先するかは本人次第でしょうが、私は甲子園だけが高校野球の全て。
とは考えたくないですね。勿論、甲子園が目標なのはどこの学校もそうですが、
それだけではない何かが、高校野球にはあるのでは? と思っています。

今年の3年生、どんな学校でどんな選手になってくれるか?
今から楽しみです。 
セレクションを受ける子には、自分の力を存分に発揮してほしいですね。
posted by ドラ夫 at 23:47| Comment(19) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

硬式へ進んだ子

息子ゲンジの学童時代のチームメイトの一人は、硬式チームに入団した。
 
今日はその子と久しぶりに対面する機会があった。
相変わらず元気そうで、ドラ夫も安心。
 
あれこれ積もる話もあり、チームの事などを中心に会話を交わす。
ボールの種類が違うとはいえ、野球の基本動作に変わりはないはず。
練習内容や運営に興味があったので、その子に色々と質問を浴びせた。
 
地元中心の軟式と比べ、硬式は周辺各市から選手が集まる。
当然、高校を視野に入れた子が大半で、学童時代に腕に覚えのある子ばかりで、
競争も厳しく、求められる技術も高い。
 
話を聞くにつれ、色々と興味のある内容に発展し、
なんらかの参考になるかもしれないので、近々そのチームの練習を見学に行く事にした。

息子を硬式に移籍させる事は無いが、練習内容や選手レベル等、
実際に自分の眼で確かめてみたいと思う。
 
posted by ドラ夫 at 22:53| Comment(21) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

部活とクラブの掛け持ち

このブログをご覧の方の中にも
ご子息がこの春より中学に上がる親御さんがおられると思います。
小学時代からリトルリーグ等の硬式をならされていた子は
そのまま中学でも硬式に進むパターンが多いでしょう。
 
では小学時代に軟式の子の進路はどうでしょうか?
結構、選択に悩まれた家庭も多いのでは? と推察します。
我が家もまさしくそうでしたから^^
 
中学では軟式と硬式、どちらが良いか?
雑誌や掲示板等でしばしば議論がある課題ですね。
高校野球を見据えるなら、早いうちに硬球に慣れたほうがよい。
という意見や、逆に中学のうちは軟式が望ましい。
と主張なさる人もいて、意見は様々です。
 
息子ゲンジにも、硬式チーム関係者より入団の打診がありました。
有り難いお話でした。ドラ夫は息子に強制するつもりはなかったので、
決めるのは本人に任せました。
 
もう1つの選択肢は軟式のクラブチーム。
硬式は練習日が 水・土・日。
軟式クラブは 土日だけ。
 
ところが学校には「野球部」がある。
これは練習が 月火木金 の4日。
つまり「軟式」を選択すると、週6日は練習が出来るのです。
 
「部活とクラブの掛け持ち」 になりますが、
うまく両立できるよう、双方が調整してくれるとの事。
実際、ゲンジと同じパターンの子は何人かいる。
 
 軟式クラブで部活はサッカー。という子もいます。
ゲンジはどうせやるなら野球のみで。という考えのようだ。
硬式をやりながら、部活は軟式。のような異なるボールを
握るのは肩を壊す懸念もあり、好ましくない。
 
我が家では最後まで悩んだが、選んだのは「週6日の軟式」でした。
決めたからには、軟式で頑張ってもらいたい!
同じ学童の子の中には硬式へ進む子もいます。
 
進む道は違いますが、同じ「野球」に変わりはありません。
お互い、悔いのない中学生活を送ってもらいたいものです。
posted by ドラ夫 at 23:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年03月08日

バウンドの違い

硬式と軟式の1番の違いはやはりバウンドですね。
よく弾む軟球の守備に慣れてしまうと、硬球の
鋭い打球に戸惑うのではないでしょうか?
 
軟式の指導をみていると、ノックの時に
「前へ出ろ! 前へ出て取りにいけ!」
と指導する場面があります。しかし軟球は
その材質と構造上からよく弾みます。
 
選手は無意識のうちにバウンドに合わせた守備
になりがちなんですね。素人の頃のドラ夫は
「前へ出れば弾んで球が取れない。ならばバウンドに合わせた
守備のほうがよいのでは?」 と疑問を持っておりました。
 
しかし先の事を考えると、その疑問が間違いだと気付きました。
指導も奥が深いものだと痛感した次第です。
posted by ドラ夫 at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

軟式と硬式 どちらを選ぶか?

ご子息が野球チームに入ろうとする時に、軟式と硬式
のどちらを選びますか? 漠然とした質問ですね^^
 
家庭の事情や子供の意志、あるいは周りの影響等で
選び方も色々ですよね。「打ち込み度合い」が
硬式の方が専門的なのでしょうか?
月謝も高く遠征も多い。練習時間が長いなど。
 
でも「いずれは甲子園へ!!」と考えているなら
早い段階から硬球に慣れていたほうが有利ですよね。
 
一方で軟式はと言うと、学校単位でチーム編成。
費用も比較的安く済む。練習時間も休日で半日位。
の所が多いのでは?
 
いわゆる軟式の方が敷居は低く感じます。
勿論、軟式でも上記の例外チームはあるでしょうが。
 
知人から聞いた話ですが、「硬式に入れたら家族旅行なんて全然出来ない」
との事、野球に打ち込む息子をサポートするのは
保護者側にも時には辛い現実が伴うのですね。
posted by ドラ夫 at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2005年03月02日

軟式と硬式、どっちがいいの?

軟式と硬式。しばしば議論があるテーマですよね。
都会にお住まいの方ですと、それぞれに複数の団体・チームがあり、
選択肢がありすぎて悩む事もあるのでは?
 
ドラ夫の地域には小学生の硬式チームが無いんです。
必然的に軟式を選択する事になります。
その分、軟式は盛んでどこも力を入れてますね〜
 
一般的に硬式の方がレベルが高く目的意識も強い。
なんて言われますが果たしてそうでしょうか?
更には口の悪い硬式関係者は 「軟式は野球ではなくゴムマリ遊び」
とまで罵る方も少なからず存在します。
 
このカテゴリーではそうした軟式と硬式の間に横たわる
しがらみを、建設的に掘り下げて共存繁栄を目指すには
どうしたらよいのか? を考えていきたいと思います。
posted by ドラ夫 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

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