「我が子レギュラー化計画・3年〜4年の頃」 最終回
前回の続きです。
2003年3月
前月の体育館でのチーム始動から一ヶ月。
まだまだ外には雪が残る2003年3月、ゲンジは投手練習に明け暮れていた。
監督の構想での二人の投手。その一翼を担うゲンジも、急ピッチで仕上げに入る。
もう一人の投手候補は年下のC君。どちらが主戦を務めるか?
この辺りの競争も熾烈。
この時点での評価はC君のほうが上。
ストレートの速さ、牽制の技術、どちらもC君のほうが勝っている。
ゲンジがリードしていたのはコントロール。
言わばどちらも一長一短がある訳で、以降の指導と本人の努力でどうなるか?
前年秋の紅白戦で、メッタ打ちをくらってから4ヶ月。
一冬越してどれだけ進歩したか?
冬の間は自宅での練習にも力を入れてきた。
当初は焦っていたのは親のほう。しかし気持ちを切り替えて、
地道にトレーニングに取り組んだ。現状ではライバルのほうが一枚上。
それを焦った所で仕方がないと開き直った。
この月の下旬、ようやく雪解けも進んで外での練習が可能になる。
そこで簡単なミニゲームを行った。
ゲンジとC君が別々になり、それぞれ投手をこなす。
結果は二人共無難な滑り出し。大崩れする事なく良い出来でした。
これを見たこちらも少しは自信がついた。
ゲンジも満更ではない様子。
さあ! 後は本番だ! 実戦を経験しながら成長してほしい!
大いなる希望を胸に、ゲンジの野球生活は小学5年へと進んでいきます。
2003年3月
前月の体育館でのチーム始動から一ヶ月。
まだまだ外には雪が残る2003年3月、ゲンジは投手練習に明け暮れていた。
監督の構想での二人の投手。その一翼を担うゲンジも、急ピッチで仕上げに入る。
もう一人の投手候補は年下のC君。どちらが主戦を務めるか?
この辺りの競争も熾烈。
この時点での評価はC君のほうが上。
ストレートの速さ、牽制の技術、どちらもC君のほうが勝っている。
ゲンジがリードしていたのはコントロール。
言わばどちらも一長一短がある訳で、以降の指導と本人の努力でどうなるか?
前年秋の紅白戦で、メッタ打ちをくらってから4ヶ月。
一冬越してどれだけ進歩したか?
冬の間は自宅での練習にも力を入れてきた。
当初は焦っていたのは親のほう。しかし気持ちを切り替えて、
地道にトレーニングに取り組んだ。現状ではライバルのほうが一枚上。
それを焦った所で仕方がないと開き直った。
この月の下旬、ようやく雪解けも進んで外での練習が可能になる。
そこで簡単なミニゲームを行った。
ゲンジとC君が別々になり、それぞれ投手をこなす。
結果は二人共無難な滑り出し。大崩れする事なく良い出来でした。
これを見たこちらも少しは自信がついた。
ゲンジも満更ではない様子。
さあ! 後は本番だ! 実戦を経験しながら成長してほしい!
大いなる希望を胸に、ゲンジの野球生活は小学5年へと進んでいきます。
62回に渡ってお送りしてきた、「我が子レギュラー化計画・3年〜4年の頃 」のカテゴリー。
今回が最終回です。
改めて最初から読み直してみると、本当に色々な出来事がありました。
キャッチボールの経験すら無い状態で入団。三振街道の驀進。
連続打席無安打。息子の自意識の欠如。
この頃が一番大変というか、悲壮感があった頃でした。
放っておけばどれだけ楽だったか?^^
でも当時は必死でした。これは私の性格なのか、自分の子供が覇気もなく、
何の努力もせずに他の子に負けるのは、とても容認出来ませんでした。
ゲンジにとってはいい迷惑だったかもしれません。
しかし尻を叩いて始めた自宅練習のおかげで、段々と結果が伴うようになり、
4年生の夏にはようやく、日の目を見る事が出来ました。
「目標を持って、それに取り組む」 この事を息子に解ってもらえただけでも、
少年野球に入れて良かったと思ってます。
我が家の場合は私の強制というか、私の主導で練習を始めました。
こうしたやり方には賛否があると思います。
子供自らが率先して練習をするのが一番でしょうが、そうでない場合は
親がレールを敷いてやるのも有りかな? と思っています。
何もせずに、選手起用の事ばかり口を挟む親御さんがおられますが、
そうした行動をとる前に、ご自分の子供さんのレベルアップを目指す事を、
私は強くお奨めします。毎日少しの時間で構いません。
息子さんと一緒に野球をする時間を作ってあげてください。
例えそれでレギュラーが獲れなくても、我が子と共有した時間は、
何物にも代え難い、貴重な財産ではないでしょうか?
このブログが少しでも、そうした親子練習のきっかけになれば幸いです。
さて次回からは新カテゴリー、「我が子レギュラー化計画・5年生、投手挑戦編」
と題して新たなスタートを切ります。
結果から言いますと、投手挑戦は失敗に終わるのですが、
そこに至る過程には、様々な出来事がありました。
では新カテゴリーの展開に期待してください!
今回が最終回です。
改めて最初から読み直してみると、本当に色々な出来事がありました。
キャッチボールの経験すら無い状態で入団。三振街道の驀進。
連続打席無安打。息子の自意識の欠如。
この頃が一番大変というか、悲壮感があった頃でした。
放っておけばどれだけ楽だったか?^^
でも当時は必死でした。これは私の性格なのか、自分の子供が覇気もなく、
何の努力もせずに他の子に負けるのは、とても容認出来ませんでした。
ゲンジにとってはいい迷惑だったかもしれません。
しかし尻を叩いて始めた自宅練習のおかげで、段々と結果が伴うようになり、
4年生の夏にはようやく、日の目を見る事が出来ました。
「目標を持って、それに取り組む」 この事を息子に解ってもらえただけでも、
少年野球に入れて良かったと思ってます。
我が家の場合は私の強制というか、私の主導で練習を始めました。
こうしたやり方には賛否があると思います。
子供自らが率先して練習をするのが一番でしょうが、そうでない場合は
親がレールを敷いてやるのも有りかな? と思っています。
何もせずに、選手起用の事ばかり口を挟む親御さんがおられますが、
そうした行動をとる前に、ご自分の子供さんのレベルアップを目指す事を、
私は強くお奨めします。毎日少しの時間で構いません。
息子さんと一緒に野球をする時間を作ってあげてください。
例えそれでレギュラーが獲れなくても、我が子と共有した時間は、
何物にも代え難い、貴重な財産ではないでしょうか?
このブログが少しでも、そうした親子練習のきっかけになれば幸いです。
さて次回からは新カテゴリー、「我が子レギュラー化計画・5年生、投手挑戦編」
と題して新たなスタートを切ります。
結果から言いますと、投手挑戦は失敗に終わるのですが、
そこに至る過程には、様々な出来事がありました。
では新カテゴリーの展開に期待してください!