2005年10月26日

走塁の判断

2005年のプロ野球 日本シリーズ。
千葉ロッテ・マリーンズが優勝。31年ぶりの日本一に輝きました^^

それにしても、4勝0敗という結果を誰が予想したでしょうか?
あの阪神を相手にこれだけの試合運びをするとは、ロッテも強いですね。

プレーオフを勝ち上がってきた勢いが、そのまま日本シリーズにも引き継がれた感じです。
長いリーグ戦とは違い短期決戦の戦い方は、ある意味で難しいのですね。


さて、第1戦から3戦までは一方的な試合展開でしたが、
今日の第4戦のスコアは3対2。
試合がどう転ぶか? 最後まで予断を許さない展開でした。

1点を追う最終回の阪神の攻撃。
先頭の片岡選手が四球を選び、ノーアウトで同点のランナーが出ました。

代走に久慈選手が起用され、バッターは矢野選手。
矢野選手はここまでシリーズの打率が4割を超えて好調。

しかしこの場面は、やはり送りバントですよね。私も当然だと思います。
なにしろ、ここで負けると全てが終わる訳ですから。
プロの場合は内野ゴロはゲッツーになりますし、
どうしてもこの試合を落とせない阪神は、堅実に送りバントの作戦です。

ところが矢野選手が初球をファールで失敗。
続く2球目も小フライ・・・
判断に迷う打球でしたが、久慈選手が戻りきれずにダブルプレー。
押せ押せムードが一転、2死ランナー無しになりました。

この時、息子ゲンジがつぶやきました。
『プロでも2つ続けてバントを失敗する事もあるんだね・・・』

バントについてあれこれ意見を交わした後、久慈選手の判断について話が行った。
『あの場合はランナーも悪いのかな? 送りバントの時は打球を確認してからスタートをするよう、監督には言われているんだけど。』

ゲンジはどちらかというと走塁が苦手。
だからあの場面を自分に置き換えていたのかもしれない。

『本番であのようにならない為には、やっぱり練習?』
とゲンジは言うので、こちらも一瞬返答に困った。

練習も必要だし大事だと思うが、走塁の一瞬の判断は、
練習を重ねると言うよりは、各自の感性が占める部分が大きいと思う。
いわゆるセンスの問題だろうか?

これを磨くにはどうしたら良いのだろう?
少し考えてみましたが、どうも答えが浮かびません。
実はこの走塁の弱点は、以前にもこのカテゴリーで書いた事があります。
色んなご意見を頂いたのですが、進歩が無いんですよね。。。

ゲンジは無骨者というか、黙々と練習をするタイプです。
練習・試合共に寡黙で、無駄口は一切言いません。
これまでクラブの監督やコーチはもとより、
私に対しても文句を言う事はほとんどありません。

その反面、オリジナル精神に欠けるというか、
自分から率先して新しい物に取り組もうとか、
研究したり調べたり、試したりする部分が弱いです。

人から言われた事は素直に聞くだけに、もう少し欲が出てくれるといいのですが。

走塁に関しても同様で、どこか落ち着かないというか、
石橋を叩いて渡る性格なのか、危険を冒して次の塁を奪う!
という行動はまるでありません(^^;

これは練習云々の問題ではないと思うんですがね・・・
どうしたら「センスの良い走塁」が出来るのでしょうか?
良いアドバイスがありましたら、ご教示願いたいです。

話は戻りますが、やはりプロ野球の最高峰の試合は、
観戦していても勉強になりますね。

とくに今日のような接戦は、心理面の考察にも役立ちます。
9回裏に登板した小林投手も、いきなり先頭打者を歩かせてしまいます。

『この場面、お前ならどうリードする?』 なんて息子と話をしたり、
前述のバント失敗や走塁の事など、議論するテーマが幾つもありました。

息子にも野球に関する事は何事も、貪欲に吸収してもらいたいものです。
posted by ドラ夫 at 23:13| Comment(27) | TrackBack(1) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年のパリーグのプレーオフ、日本シリーズ。お互い長距離打者が少なかったので、ホームランを打ってハイ終わりではなく、ランナーをどう進めるか、どう走るか、勉強になるシーンがたくさんあったと思います。
私は野球というのはランナーに出たときのワクワク感が大切だと思っています。
Posted by stabucky at 2005年10月26日 23:29
Posted by at 2005年10月26日 23:30
stabuckyさん はじめまして。コメントありがとうございます。

>私は野球というのはランナーに出たときのワクワク感が大切だと思っています。


うちの息子は逆でして、ランナーに出るとビクビクしてます(>_<) 困ったものです^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 00:07
昨日の日本シリーズは接戦でしたね。最後の阪神の拙攻、悔いが残るでしょうね。
子供達の野球も、ああしたものを教訓にしてもらいたいです。
Posted by にゃんこ先生 at 2005年10月27日 07:04
おはようございます! 夜勤明けなので昨日の試合は見ていません(涙) 走塁なんですが、うちの子も苦手なんですよ。と言うよりうちの場合はまだルール面も今ひとつなんですが… ですからゲンジ君とは比較にならないと思いますが、走塁の善し悪しはどこで決まるのか? 私も悩みの種です。どうすれば良いのか? 皆さんのコメントに興味津々です!
Posted by ハチロー at 2005年10月27日 07:48
練習は明くまでも上達が目的の練習なんですから・・と考えて
私は或る程度の子には どんな技術も常にワンランク上を要求し、教えてます。
小学生だからとか中学生だから ここまで等 とは然程区別して無いです(何れは其処ですし)。
ですからルールもJSBB基準で、子供用のスポ少は軽い程度で知っとけばOKと話してます。

さて、リクエストの走塁なのですが・・
リードからの牽制帰塁は必ず手から や、♪ルイルイ?^^ リードも それらの一つです!!
緊張感と真剣さが無いと実戦風の練習に成らない為(足の速い子には)特別に私がPをして 捕った所がタッチの位置に成る様に牽制球を投げてやり、自分の限界リードを身を持って体験させたりしてますョ。



Posted by ぶっ叩け〜!! at 2005年10月27日 10:16
私もそのロッテ-阪神戦の最終回はテレビで見ておりましたが、あれは久慈の判断ミスと言われても仕方ないですね。
通常であれば、ハーフまで出て、落ちたらゴーですよね。
ですが、あそこで久慈自身が足に自信が無いこともあったと思います。見切りで走ったんだろうと。。
Posted by touch at 2005年10月27日 11:42
あの久慈のアウトは仕方が無かったかもしれませんね。ワンバウンドで取られ「1塁→2塁タッグアウト」って雰囲気がありましたから。多分、小林が無理に突っ込まなかったので、久慈はそう判断したのだと思います。
そこに今江が怒涛の如く突っ込んできて、ダブルプレー・・・最後まで今江でしたね。

さて、積極的な走塁を身につける方法ですが・・・私も教えて欲しい。でも、ひとつ思うのは、盗塁でも暴走でも沢山アウトになってみることで覚えるってことだと思います。
Posted by 少年野球コーチ at 2005年10月27日 11:45
走塁についてですが、基本に戻って走力アップを目指すのはどうでしょうか? 足の速い遅いは生まれつきで、遅い子はどんなに頑張っても遅い! なんて言う人もいますが、私はトレーニング次第である程度は足を速くするのは可能だと思うんです。これから冬場に入りますし、ドラ夫さんも綿密な練習プログラムを用意するでしょうが、この走力アップを検討されてはいかがでしょう? 以前のコメントで、ゲンジ君が鈍足という表現がありましたので、もしやその辺りの不安もゲンジ君は持っているのでは? と思うのですが・・
Posted by パームボール at 2005年10月27日 11:48
 まずは「走ってみること」だと思います。実戦、実戦形式練習で意図的に暴走してみる。レフト前ヒットでレフトが小さくファンブルした瞬間にセカンドを狙ってみる。大きくリードして牽制球でアウトになってみる。外野手が捕れそうな微妙なフライを思い切って走ってみる。そして行けるタイミングを体で覚えるのがいいと思います。
センスは確かに大事ですが、野球は基本的に経験を積み重ねることで上手くなれるスポーツだと思います。
Posted by 新人 at 2005年10月27日 13:19
昨日の久慈選手の走塁はしゃぁないですね…。1‐6-3のダブルプレーと思っていたら、「えっ!今江!!」と驚かされましたから。

子どもの走塁は、今まで注意されてきた二つの言葉に迷っている子が多いのではないでしょうか?
「ボール見て走るな!スピードが落ちる!(怒)」
「なんでそんなに飛び出す(走る)んだ!?ボールがどこに飛んだか見えんかったんか!(怒)」
この二つの言葉に迷い込むと、積極的になれなくなる可能性があります。

まずは、ランナーコーチャーをつけての練習を数多くやった方がいいように思えます。
コーチャーをやることで、タイミングや感覚(センス?)が分かると思いますし、ランナーもコーチャーを信じて走れば躊躇しなくなると思います。
そして、さらに自信を付けるには、スライディングの練習とベースの回りこみ距離の練習でしょうかね。
Posted by 始動者 at 2005年10月27日 13:49
数多くの失敗を真剣なプレーの中で体験する事。
が大事なように思います。
それと・・・これは私が野球をやってた頃の事を今考えて見て思うのですが・・・。
私は、野球において走塁の重要性を今一理解してませんでした。自分で理解してるつもりではあったのですが、走塁への自身の無さが、走塁の重要性を避けていたように思います。

足が速い=走塁が良い。
として、自分は走塁には期待されてないから別に良いと。どこかで勝手に自分を納得させてました。
Posted by Shin at 2005年10月27日 13:51
もしゲンジ君が本当に足が遅いのであれば、この冬、走力トレに励ますのでしょうね。
ちなみに息子は中1の春の学校での50m走で8.2秒で、チームの1年生ではビリから2番目でした(笑)。
シニアの練習では足が遅く、反応も鈍いため守備練習で迷惑ばかりかけて、怒られてばかりいました。
で、走力と反射神経に重きを置いて自主トレをさせた結果、中2秋の学校での50m走は7.0秒でした。
これでも速くはないのですが、1年半で1.2秒短縮ですから、運動音痴にしては褒めてやりました(笑)。
後半年で0.5秒短縮してほしいんだけど、これは無理かも(笑)。
Posted by touch at 2005年10月27日 15:15
よくイチロー選手が使う言葉ですが、想像やイメージによる予測の数ではないでしょうか。

あの場面、初球もバント失敗でした。当然バント失敗をランナーはイメージして、フライなら戻る、フライをわざと落としたらダブルプレーを防ぐ、など難しい場面ですが、予測がいくつかできたと思います。

もしくは、三塁手がワンバンで捕ったように見えたか?三塁手の捕球が、投手と重なり、隠れて見えなくて飛び出したのか?そうなるとランナーコーチのミスともいえるのではないでしょうか。
Posted by metoo at 2005年10月27日 15:35
にゃんこ先生 こんばんは。

緊張した場面でしたから、あの2球続けての失敗は響きましたね。あのような場面に息子が打席に入ったら? 想像しただけで震えます^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:19
ハチローさん こんばんは。

お勤めで観戦出来なかったのは残念でしたね。
これでもうちの息子は進歩してきたほうなんです。
いかに最初がマズかったか? 当初はルールも曖昧でしたからね^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:22
ぶっ叩け〜!!さん こんばんは。

いま自宅練習を終えた所です。
私が投手役をして牽制の対応をこなしてみました。
「ワンランク上」 この言葉、うちの場合は走塁に関してはまだ先の話になりそうです^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:29
touchさん こんばんは。

あの場面は悩ましい場面でしたね。職場でスポーツ紙を数紙読みましたが、論調もまちまちでした。これも試合の流れの一つなんでしょうね。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:32
少年野球コーチさん こんばんは。

今江選手はラッキーボーイどころか、最後はMVPですもんね。素晴らしい働きでした。

うちのチーム、走塁練習があまりないんですよね・・
牽制の練習の時にランナー役がいるのですが、これは外野の選手がやるんですよ。息子はキャッチャーかファーストでその練習になりますから。
今度は内野手にも何人か、ランナー役をするように監督に頼んでみます。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:37
パームボールさん こんばんは。

この冬は走力にも取り組みたいと思います。
色々と勉強していた所なんですが、幾つか参考になる練習もありますので、試してみたいと思います。
ただこちらは厳寒でして、外でのトレーニングには難渋しそうです(^^;
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:40
新人さん こんばんは。

そうですね。やはり経験を積むのも必要なんですよね。練習試合では、積極的なプレーでのミスは寛容な姿勢でいてほしいのですが、どうもうちの指導者はそうではなく、ガミガミタイプなんですよ^^
って言いながら、私も人の事は言えないかもしれませんが(^^;
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:45
始動者さん こんばんは。

ランナーコーチ、重要ですよね。うちも時々やるんですが、これまた下手というかなんというか・・・
自信を持った指示が出せないんですよね。
これは相当重症なんでしょうか? ランナーコーチの時の息子を見るのが、心配なくらいなんですよ。
この辺りの事、もう一度再点検してみます。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:50
Shinさん こんばんは。

走塁についての重要性、息子も最近まで認識していなかったかもしれません。小学生時代はランナーを還す役割でしたから、余計にそうなのかもしれません。でも今のままではダメなのも、本人は判ってきたと思います。これからの努力に期待したいです。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 19:54
touchさん 2度目のコメントありがとうございます。

息子も学年レベルですとそんなに遅くはないのですが、野球部の中では遅いんですよ。。。
スタメンの中では7番目か8番目くらいだと思います。
ベースランニングは中学の塁間で17秒8 が持ちタイムです。来年はどれくらいになるか? 楽しみにしてます^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 20:00
metooさん こんばんは。

イメージですか。なるほど。
よくゴロを捕る練習で、『どのバウンドで捕るかイメージしろ』 とうちの指導者が言いますが、走塁でも同じなんですね。息子にもそれをアドバイスしてみます^^
Posted by ドラ夫 at 2005年10月27日 20:03
遅ればせながら・・・
あの走塁は久慈は責められないと思います.
矢野が確実にバントしなくてはいけないでしょう.
中学校までは守備の送球のスピードも遅いのと
バントミスも多いので
確実に転がってからのスタートで間に合いますが,高校野球レベル以上では,
送りバントのサインが出ていればストライクはスタートでいいと思います.
プロであればストライクは確実にバントできるというのが条件ですし,
守備陣の送球も格段に速くなっているので.
バントのゴロでのゲッツーは避けたいですからね.

中学や高校野球でも県予選レベルまでならいいところに転がせればスタートの
セフティースクイズもよく成功しますが,
プロではないですよね.

Posted by わたぼー at 2005年10月28日 09:08
わたぼーさん ありがとうございます。

悩ましい場面でしたが、事の始まりは矢野選手のバントミスなんですよね。
プロレベルではバントは『決めて当たり前』 という部分がありますから。

高いレベルへ行けば行くほど、転がし方にも精度が必要になってくるんですよね。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月28日 23:29
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Tracked: 2005-10-27 07:07