2007年12月12日

ご意見ありがとうございました。(体罰の件)

12月10日にエントリーした『体罰』について ご意見をお願いします ↓
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/72119287.html

おかげ様で多くの貴重なご意見が寄せられました。
誠にありがとうございました。

今回のテーマ、ひょっとしたら同じようなチームが他にもあるやもしれない。
そう考え、敢えてここで取り上げる事にしました。

今回は最初に私の考えを詳しく述べるのではなく、
設問に対して、広く皆様のご意見をお聞きする方式をとりました。

またコメントを控えておられた方々も、多くは今回の件には高い関心を示された事だと思います。

この話をまとめる前に、私がこの相談者のお母さんに宛てたメールを公開します。



コブが出来るほどバットで・・
信じられない話ですね。

そのお方の良識を疑います。
またこれは酷な物言いで恐縮ですが、それを黙認している周囲も理解できません。
ご主人のお考えも、私には到底理解出来ません。

愛情があるから叩く。これは否定ばかりするものではないかもしれませんが、
文面を読む限り、監督の個人的な癇癪から来るものにしか見えません。

気分次第の感が拭えないですね。
私に言わせれば、手を出すまでの問題には見えないのです。
愛情のカケラも見えてこないです。

指導者としての資質に疑問があるとしか思えないです。
子供達が怯え、萎縮してまでしながらやる野球にどんな意味があるのか?

大いに疑問を感じます。

前回の相手チームへの整列無視にも感じましたが、
(注釈↑: 自チームのグランドで練習試合を行い、結果は大敗。試合後は怒号交じりの説教が始まり、相手チームが整列し、挨拶をして帰ろうとしていても説教を止めず、役員がそれを知らせても無視・・ 相手チームを見送る事もせず、とても後味の悪い想いをされたそうです・・)

どうもこの監督は指導者としては欠陥がありすぎます。
問題を提起し、必要なら監督の更迭も視野に入れたほうが善いかもしれません。

他の保護者はどう思っているのか? まずはそこを知りたいところです。
おそらく。多くのお方は○○さんと同じ考えではないでしょうか?

もしそうなら連名で書面を渡すか、もしくは直接会談をされてもいいと思います。
それで話がこじれるようなら、所属する連盟に話を通すのもいいかもしれません。

いずれにせよ、これは放置すべき問題ではないと思います。
どこかで釘を打っておかないと、益々酷くなる懸念すら有ると思います。

監督が改めるか? 去っていただくか? この2点しか答えはないでしょう。

もし上記の2点が叶わず、現体制のまま進むしか道が無いなら、
○○さんだけでもチーム移籍をお考えになる事をお勧めします。

そうした監督の行為すら、自浄出来ないチーム体質なら、私はそうしたチームに魅力を感じません。

手厳しい事ばかり申し上げますが、『監督に言わないで・・』と言った息子さんが不憫でなりません。




これが私の考えです。

ちょっと難しいのですが、私は体罰を全て否定する訳ではありません。
条件付きで容認派かもしれません。

ただその条件というか許容範囲というか、線引きが各々で異なる。
ここが難しいというか悩ましいところなんですよね・・

私は自分の息子には、時に叩いて叱った事は何度かありますが、
他の家庭の子供さんを叩いた事は、昨年まで一度もありませんでした。

しかし今年に入り、選手を叩いて諭した事があります。

あれは今年の中体連前。
平日の部活に顔を出した時でした。

その時は顧問がノックを打っていました。
私がグランドに姿を見せても、選手は誰一人として私に挨拶をしませんでした。
主将のゲンジが本来なら最初に挨拶をするべきでしたが、
1年生も含め皆が知らん顔です。

練習終了後、私は2年生と3年生を全員集めました。
そして凄い勢いで叱りました。

以前からグランドに大人が来たら、誰であろうと挨拶をしろ。
そう言いきかせていたんです。
週末のクラブチームの練習では概ね出来ていた事が、
放課後の部活でどうして出来ないのか?

その事を烈火の如く指摘しました。

私は上部大会進出に執念を燃やし、またこの時は中体連の大一番の目前。
まして前週のクラブの重要大会を、無残な敗戦で終えていた。
そんな大事な時に、たかが挨拶一つ出来ない状態。

まずは主将のゲンジの頭を思い切り平手で叩きました。
主将ですから当然です。勿論、それは我が子だからこそ手加減せずに出来た事です。

次に他の3年生全員に一言づつ声をかけて、痛くない程度にコツンと叩きました。
そして2年生の中で、新チームで主将をやりたい子は手を挙げろ。
こう言いますと、2人の子が手を挙げました。

『主将をやりたい気持ちがあるなら、挨拶ぐらいは自分からしないとダメだ。』
こう言ってコツン と叩きました。

私は自分の目に涙が浮かんだのが判りました・・
叩きたくて叩いている訳じゃない。とても切ない気持ちだったんです。
でもそんな私を見て、叩かれた選手が同じように涙ぐんでいました。

私の想いが通じた・・ そう思ったら救われる気持ちになりました。


上の事例も、厳しいと感じる人もいれば、甘いと思うお方もいるでしょう。
ただ双方に信頼関係が築かれているなら、叩かれたほうも相手を恨む事は無いと思います。

しかし『叩き方』の度が過ぎるのはいけません。
ましてバットでコブが出来るほど というのは、どう見ても変です。

少年野球は勝つ事も大事ですが、野球を通じて多くの事を学ぶ要素もあります。

一人でも多くの選手が、野球によって心身共に成長してもらいたい。
また指導に携わる大人も、責任をもって取組んでほしい。

このエントリーが今後、何らかのお役に立てれば幸いです。



posted by ドラ夫 at 23:11| Comment(21) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相談された方は行動することを決意されたんですね。
相談時にも勇気がいったと思いますが、今度は もっと勇気がいるでしょうね。
今後の息子さんの人生では、理不尽な事に何度もぶち当たるはず。なので今回の行動が今後の糧となるように祈っています。
Posted by スマイルヒット at 2007年12月13日 07:32
色々な意見があって当たり前です。私も息子には何度か平手打ちをしたことはあります。よそさんのお子さんには勿論有りません。ただ、皆さんそうだと思いますが自分の子を指導することは難しいです。気持ちが押さえられないから、そしていつも反省をします。

体罰についてはやはり反対です。なぜなら必ず子供は大人のまねをするということだからです。昨今、滝川高校ではないですが野球部員の問題がたくさんあります。その原因が少年野球時代の責任までさかのぼり検証されようとしています。昔からですが、耐えない暴力不祥事事件、そんな体質の起因が細かい所から発生しているのだと思います。確かにチームをまとめるには克は必要ですが、そこのところから変わっていかなければ軍隊方式の野球からはいつまでたっても抜けられないと思います。

Posted by F at 2007年12月13日 08:58
>休日返上でヤンチャ坊主達を見ていただいてると
自分は、保護者にこんな卑屈な思いをさせていないか。考えさせられます。
Posted by 穴金空歩人 at 2007年12月13日 09:40
学童にいた時、一度だけ監督が選手にビンタを張った事がありました。彼はレギュラーボーダーライン上にいた6年生。常勝チームとは言っても、最後の年に試合にださせてあげたかったのでしょうね。それなのに、ダラダラとやる気を見せない彼に我慢ならなかったのかも知れません。それから彼は見違える様に変り、チーム一声が出る選手になりました。監督も本人に殴った事、後で謝ってました。

愛情の無い指導で子どもは成長しませんよね。手を挙げたとき、心の中で泣いているか・・。日常的に暴力をふるっていた、今回の監督にはそれを感じる事は出来ませんでしね。
Posted by ハッシー at 2007年12月13日 09:58
得てして、こういう体罰をする指導者は、それが悪いことと思っていません。なぜなら、自分がそうされながら野球をしてきたからです。野球とはそういうものだ、精進していくものだという変な宗教じみた固定観念を持っている場合が多いです。この場合、その指導者を諭すのは難しいです。彼の野球概念を覆すことになりますから。
私としては、指導者の変更(たとえチームを変えてでも)がいいと思います。
Posted by touch at 2007年12月13日 12:35
試合で 初キャッチャーの息子が、少しづつ後退りする度に
 主審を務めた私は、尻か腰辺りを チョンと蹴っては 前へ...と追いやったのでした
  チェンジになったら 泣き顔は見せるな!! と
   マスクの底で泣いてましたが、本来 居るべき位置へと 戻るまで続けました。。。

>私の想いが通じた・・ 
 コノ時に/コレが通じなけりゃ成らない不可欠で...そして、後にでも構わなく
  私も、体罰を全て否定する訳ではありません
   精神棒の時代は去ったのでしょうが。。。

Posted by ぶっ叩け〜!! at 2007年12月13日 13:30
体罰誕生のきっかけは?
生物が誕生して集団で生活するようになってルールが生まれ、ルールを守らせるために体罰が生まれたといったところでしょうか。
体罰禁止を唱える世の中、容認派がこれだけ多いのは、やはりそこに守るべきルールが必ずあったはずだから・・・でしょう。
自分の子はきつく叱れるが、他人の子には手加減をする。やるなら自分の手で、痛みを分け合うのが基本。自分もそう思っている体罰容認派です。
だからこそ皆さんの「バットはいかんだろう」はよくわかるし、ドラ夫さんの指導を想像すれば、もらい泣きしそうなくらいです。ゲンジくんもそこは分かってくれてますって。
相談者のお父さんに私は一言言いたい。「お父さんしっかり監督と話して。息子さんに、息子さんの最大の理解者は自分達親だよという姿を見せてあげて!」何も恥ずかしいことはありません。親バカくらいがちょうどいいと思います。
相談者ご家族とそのチームにとって良い結果が生まれますように、陰ながら応援しています。
Posted by よっぴーの父さん at 2007年12月13日 15:07
前回のエントリーのコメントで、DANさんが「体罰を加える大人が子供達と信頼関係」と書かれてましたが、まさしくその通りだと思います。
良くなって欲しいと思って手が出るんであって、ストレスが原因というのは考えられない。ましてバットなんかでは信頼関係など構築できるわけ無いですよね。
事が済んだらどうなったのか聞かせてもらいたいですね。
Posted by かに at 2007年12月13日 15:36
悲しいかな、全国の指導者の中には結構いそうですよねぇ。。。。
暴力はしなくても、気分次第でどなりまくる人!!!
ほんと、そう言う人に指導された子供達は可愛そうでなりません!!

私もよく大きな声でどなりますが、自分の気分では絶対にどなりません。
集中していない、同じ間違いを繰り返す子がいた場合には、「何やってんだぁ〜!!!!」
後、ノック時はうるさいかもしれません!!!

怒るのと叱るのとアドバイスの区別がつかない指導者は失格ですね。
Posted by ヨウボン at 2007年12月14日 15:48
http://kerokero223.seesaa.net/article/72469093.html

6つの監督力
・率先垂範し、ルール違反者には厳しく諫める実行力!
・良い人間関係をつくる力

監督力をつけないといけないですね
Posted by ケロの父 at 2007年12月15日 00:19
スマイルヒットさん ありがとうございます。

泣き寝入りをするような問題じゃありませんからね・・
まだ小学生ですし、行き過ぎた指導には対処が必要でしょうか。
勇気を出して行動に移してもらいたいです。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:26
Fさん ありがとうございます。

「大人の真似をする」
確かにそうかもしれません。感覚が麻痺する訳じゃないですが、皆がそれに慣れてしまうのが怖いですよね。
あまりユルユルで締まりが無い指導も困りますが、
度が過ぎるのも考え物。
各自の考えもマチマチですし、難しい問題ですよね。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:31
穴金空歩人さん ありがとうございます。

卑屈な想い
考えさせられますね・・ 私の場合は好きでやっていた部分があるので、そこまで考えた事はなかったです^^


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:34
ハッシーさん ありがとうございます。

高学年になれば、同じ叩かれても子供は判ると思うんです。
自分のためを思って叩いてくれたのか、単に虫の居所が悪くて叩いたのか・・

そちらの監督さんも、もしその子の事は諦めていたなら、きっと放置していたと思います。
それを敢えてビンタしたのは、やはり愛情の一つだと思いますよ。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:39
touchさん ありがとうございます。

善くも悪くも、スポーツ指導の場においては、こうした体罰の問題は出てきますよね。
私の場合、子供の頃から高校まで、叩くようなお方とは出会ってませんが、小学生相手にバットで・・ というのはどう見ても変だと思います。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:44
ぶっ叩け〜!!さん ありがとうございます。

私の場合ですが、叱った後は必ずフォローを忘れないようにしています。
シコリを残したくないのもありますが、そうしたところから信頼関係は築かれていくんだと思います。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 20:51
よっぴーの父さん ありがとうございます。

相談者さんへの熱いメッセージ、きっと伝わる事だと思います。ありがとうございます。

事なかれ主義で、波風を立たせない指導は、本当の意味で間違っていると思います。
ですから時と場合によっては、叩いて判らせる事も必要かもしれません。
ただやみくもに手をあげるのは、逆効果でしょう。
「ここぞ」という時にこそ必要なのかもしれません。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 21:01
かにさん ありがとうございます。

信頼関係は、一朝一夕では築けないと思います。
ですから日頃の積み重ねで構築されていくんでしょう。

今回の件、機会があればその後の事も取り上げてみるつもりです。

Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 21:05
ヨウボンさん ありがとうございます。

叱る事なく、全ての選手が模範的な子なら、
それはそれで凄いですが、そんなチームは稀でしょう。
野球を通じて学んでいく。これは子供だけでなく、大人も同じだと思います。


Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 21:10
ケロの父さん ありがとうございます。

指導者になるには、野球の技術や理論だけでなく、
その他の事にも精通されているのが望ましいですね。

親としても、幾ら野球が上手くても、人間的に疑問を感じるお方には、我が子の指導は遠慮したいのが本音ですよね〜

Posted by ドラ夫 at 2007年12月16日 21:17

腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。

私が考案した腰痛解消法をお試しください。

【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。

腰をお大事に。
Posted by 腰痛アドバイザー at 2008年03月13日 23:10
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