2005年08月31日

迫りくる焦り

前回の続きです。

2002年11月

秋も深まり、4年生の少年野球生活も残りわずか。
翌年の投手候補として、「スピードアップ」を目標に定める。

週末のチーム練習では、途中から別メニューになり
ピッチング練習を行う。投球だけではなく、
牽制球の投げ方や、ボークに関する知識、プレートさばき等も教わる。

少しづつサマになってきたが、マウンド度胸は実戦の積み重ねで慣れるしかない。
まだ翌年の開幕までに時間はある。だが、ドラ夫は少々の焦りがあった。

ゲンジがここまで、それなりの成績を出したのは、ひとえに個人練習の賜物だろう。
素質のある選手ならまだしも、センスがあるとは言えないゲンジが、
週末の2日だけの全体練習だけでは、とてもここまでは辿り着けないと思う。

これまでは主に打撃強化に取り組んできた。それには一定の目星がつき、
今度は投手が目標。当然、これ以降も個人練習は続けるのだが、
問題はその練習方法だった。

この時は晩秋とも言える時期。夕方の日暮れは早く、外で練習は出来ない。
こちらとしては平日の個人練習で、毎日40球程度を実際に投げさせたいのが本音。
そのつもりでキャッチャーミットも購入したが、夕方がダメとなると早朝しかない。

ところが当地は冬の訪れが早く、この時期の朝の冷え込みも厳しい。
自分も仕事を持っているし、なにより妻が朝練は反対の姿勢。
となると、平日は実際にはボールを投げれない。

チームも毎年、12月と1月は活動休止。2月から始動になるが、
そんな頃は外は雪だらけ。実際にグランドを使えるのは3月中旬以降になる。
そう考えると時間があると言っても、実際にビシバシと投げ込みが出来る期間は
ほとんど無い事になる。

投げ込みだけが練習ではない。それは判っている。
しかしこの頃のドラ夫は、そうした気分にはなれなかった。

先日の紅白戦で打ち込まれた姿が、頭に焼き付いている。
春にはなんとしても、一定の成果を出させてあげたい。
そんな思い込みが日増しに強くなり、自分でプレッシャーを抱え込んでいた。

当のゲンジはまるでリラックス。
というか、あまり真剣にそこまでは考えてはいない様子。
親子で捉え方にギャップが生じていた。

続きは後日。
この記事へのコメント
冬場に活動休止、投げ込みできないとなると不安になるのも無理ありませんね〜。
ゲンジくんがリラックスしているのに対し、ドラ夫さんがあせっているのがまさしく『親』って感じで・・・
Posted by さとる at 2005年08月31日 22:40
さとるさん ありがとうございます。

私ももう少し、おおらかな気持ちを持てばいいのですが、どうも心配性というか、気にしてしまうんですよ。
まるで無関心の親御さんもおられますが、ある意味で羨ましいです^^
Posted by ドラ夫 at 2005年08月31日 23:01
私も同じように子供の成長にあせりを感じ、子供との気持ちのズレを悩み、子供に押し付けるように練習をさせ、苦しませ悩ませた時期がありました。泣いている子供を見て「オレは何やってんだ」私も泣き出した事があります。

今考えるとあの頃なぜあんなに急いだんだろう?なぜ中学高校生のような練習をしていたんだろう?何の為に誰の為に?後悔してます。

今は子供より私が楽しもう。野球を楽しんでる私を見てもらおう。その姿を子供に見せ付けるように、野球って楽しいんだよ、一緒に楽しもうよ、そんな気持ちで見守っています。

やっと残りの日数が気になってきたのか、自分から進んで練習をするようになりましたよ。
Posted by metoo at 2005年09月01日 02:45
素振りは夜でも出来ますし、バッティングセンターにも行けます。でもピッチング練習は、実際に球を受けるとなると、夜は厳しいですよね。
シャドーも有効なんでしょうが、やはりボールを投げさせたい。そのお気持ち、よくわかります。
Posted by にゃんこ先生 at 2005年09月01日 10:32
私ならそんなに焦らないと思いますね〜
そちらは冬に外で練習が出来ない環境ですから、ドラ夫さんの気持ちも分かるんですが。
子供にはあまり完璧を望むのも酷かな? とも思います。今から思うと、最初の紅白戦でもし好投していたら? その後のトレーニングも変わっていましたか? そちらのほうが気になります^^
Posted by 月影のオヤジ at 2005年09月01日 11:04
うちも4年からPが中心になってきたので、気持ちよく分かります。
帰宅すると玄関前でいつもグローブ持って待ってました。日が落ちるまで毎日のようにキャッチボールしました。
それでも足りなくて、早朝ランニングして学校まで行きキャッチボールです。
本人もPの重責にじっとできなかったのでしょう。
冬場対策のためシャドウピッチ用のネット購入したり、トレグッズに凝りだしたのもこの頃だと思います。
Posted by つよし at 2005年09月01日 13:33
私の地方は冬も比較的に暖かく、雪もほとんど降りません。ですから降雪地の冬の練習、本当に大変なんですね。
Posted by ブラックソックス at 2005年09月01日 18:24
metooさん こんばんは。

metooさんもやはり、私と同じような経験がお有りなのですね。
良かれと思って熱くなるんですが、ふと我に帰ると、後悔の念に襲われる時があります。
子供の想いというか、気持ちを無視する事は出来ません。
うちも未だにそんな葛藤が続いています。
Posted by ドラ夫 at 2005年09月01日 20:05
にゃんこ先生 こんばんは。

仰る通りでして、打撃練習はなんとかなるんですよね。
ところがピッチングは、どうしてもボールを実際に投げさせたい。アレコレと考えて、イライラしていた時期でした^^
Posted by ドラ夫 at 2005年09月01日 20:08
月影のオヤジ さん こんばんは。

私もドン と構えられる性格なら良いのですが、
どうにも動かないと落ち着かないようでして(^^;

最初で好投していたら、方向性は違っていたでしょうね。その内容にもよりますが、手立ては異なったと思います。
でも良い結果でもそれなりに、個人練習の事は考えていたでしょうね。
Posted by ドラ夫 at 2005年09月01日 20:14
つよしさん こんばんは。

息子さんは自分なりに、責任を感じていたとの事。
この辺りがうちの息子と違うんですよね・・
なにしろ当時の息子は、言われないと動かない子でしたよ。
そんな感じですから、責任なんて感じるはずがありません。根本的に取り組み度合いが違っていたんですね。
今はそれなりにマシになりましたが^^
Posted by ドラ夫 at 2005年09月01日 20:18
ブラックソックスさん こんばんは。

冬に関しては、温暖な地域の方が羨ましいです。
私は息子が野球を始めてから、スキーはすっかりご無沙汰ですよ^^
Posted by ドラ夫 at 2005年09月01日 20:55
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