2005年06月29日

アピールポイント

今日は選手のアピールポイントについて。

多くの選手を預かる指導者にとって、選手起用は色んな意味で頭の痛い問題です。
野球は一度にプレー出来る人数は9人ですが、
9人だけではチームの運営は成り立ちません。

多くの選手の中から誰を選ぶか? どの選手がベストなのか?
選手は選手でスタメンを目指して練習にも力が入ります。
ポジション争い。打順争い。ベンチ入りメンバー争いなど。

こうした競争に勝ち残るのは大変な事でもあり、
逆に目標を達成した時の充実感は相当なものでしょう。自信にもつながります。

しかしそれぞれの競争の過程で、つばぜり合いが激しくなると、
甲乙つけ難い場面に出くわす事があります。

こんな時、指導者が優先するのはその選手の「アピールポイント」です。

一芸に秀でた選手はそれだけでも有利です。
 「足が速い」「肩が強い」 も立派なアピールポイントですが、
「代走なら誰にも負けない!」とか、「守備堅めなら俺が一番!」
と常々言える子はポイントが高いです。

そうした技術の事ばかりでなく、日頃の取り組みも重視します
先日行われた中体連。ベンチ入り登録が出来るのは18人です。
その倍近くの部員から18人を選ぶわけですから、ボーダーラインの選手は複数にのぼります。

技術の差が無い場合、当落の鍵はアピールポイントになります。
例えば「声出し」 その子がベンチにいるだけで、全体が盛り上がるような雰囲気になる。
そうした選手はムードメーカーとして貴重な存在ですから、顧問もその部分で期待します。

もう一つはランナーコーチ。 競技能力は劣っても、戦術眼や判断力の優れた子は
ランナーコーチとしてベンチには不可欠な存在です。これも立派な戦力です。

それと指導者も人の子です。贔屓する訳ではないですが、
「なんとかこの子を使ってあげたいな。」と思わせる子がいます。
練習の準備や後片付けを率先して行う子や、雑用を黙々とこなす子、
練習を休まず態度も真面目な子。

このような選手にはチャンスを与えたくなるのが人情です。
これとは逆に、能力はあっても手抜きをする子。
周りの輪を乱しがちな子。練習をよく休む子。
これらは力量があっても起用からは外され気味になります。

私も昨年は学童野球でコーチを務めましたが、チームのために雑用を率先してやる子には、
監督にも起用を進言しました。

技術を磨くのも大事ですが、普段の行いも見ている人は見ています。
それと何か一つ、技術以外の「アピールポイント」を作ってください。
これが有るか無いか? で結構違うものです。
 


posted by ドラ夫 at 22:34| Comment(12) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドラ夫さん こんばんは。
技術以外の事での大切さがわかりました。息子にも元気よく声を出すよう言い聞かせます。真面目さも大事ですよね。少しですが希望がわいてきました。これからも頑張ります!
Posted by トンチンカン at 2005年06月30日 00:29
声は己を鼓舞し回りの意識を変えるもの。

私はそう信じています
Posted by O-23 at 2005年06月30日 01:03
技術以外の事、とても大事ですよね。
うちの息子ももう少し元気が良くなればよいのですが
ドラ夫さんがおっしゃってる事父がよく言い聞かせております。
Posted by aya at 2005年06月30日 09:57
「野球が巧い」 だけではダメですよね。
もちろん巧いにこした事はありませんが、チームの輪も大事です。ひたむきに取り組んでいる子にはチャンスは多く与えたくなります。
Posted by シャドウP at 2005年06月30日 11:19
何と言っても小学生の場合、身体ですよね。
成長が早く、身体ができてがっちりしている子は見た目が頼りになると言うか、一発を期待できるというか、有利ですよね。
でも、うちのチームの試合展開を見ていると、でかい子で遅い子が多いので、機動力を使えずに先が詰まってしまい、得点機を逃してしまうことが多々あります。高学年になると、安々とは盗塁させてもらえませんからね。それだったら、うちの息子を使え!と喉元まで出掛かっています。
Posted by 星 十徹 at 2005年06月30日 11:22
うちの子も技術はまだまだですが、いろんな部分でアピールに乏しいです。良い意味で監督に気に入ってもらえる選手にさせたいものです。
Posted by ハチロー at 2005年06月30日 15:25
トンチンカンさん こんばんは。
野球チームだから、ただ野球さえしてれば良い。という訳にはいきませんよね。
色んな事を学ぶのも勉強だと思います。





O-23 さん こんばんは。
静かに野球をするチームと、活気あるチーム。
やはり活気に満ちたチームのほうがいいですよね^^





aya さん こんばんは。
うちの息子も攻撃時のベンチでは声が出るんですが、
自分が守備につくと途端に声が出ません・・
困ったものです。
Posted by ドラ夫 at 2005年06月30日 18:12
シャドウPさん こんばんは。
何事も真面目でひたむきに取り組む子には、ついつい目をかけたくなってしまいます^^
勿論、皆を平等に扱っているつもりですが、そこはやはり人の子。応援したくなる選手は確かにいます。




十徹さん こんばんは。
身体の大きい子は確かにアドバンテージがあると思いますが、
小さな子もなかなかやりますよ^^
動作の鈍い子は、「野球」が判ってくるとそれなりの動きが出来るようになりますね。





ハチローさん こんばんは。
そうですよ。どんな事でも積極的にアピールさせてください。
そうした積み重ねが後になって違ってきますから。
Posted by ドラ夫 at 2005年06月30日 18:21
「指導者も人の子」 これはその通りでございます。監督の意図する野球をいかに素早く理解するか?
これが出来る子と出来ない子がおります。平素の心がけも大切な要素でございまして、これが欠けている子は伸びも停滞しがちでございます。
高校野球においては学業も大事でございまして、著しく成績が下がる子には成績が戻るまで野球を禁止させた事もありました。
Posted by ジジイ指導者 at 2005年06月30日 18:46
ジジイ指導者さん こんばんは。
やはり日頃の取り組みが大切なのですね。
うちの近くの公立高校も成績が下がると部活参加出来ないしくみです。
必然的に野球をやりたい子は勉強も怠りませんよね。
Posted by ドラ夫 at 2005年06月30日 20:46
息子の中学部活でのアピールは、学校外周ランニングの早さと、試合の時の声だしが、今のところメインです。(一年です)

小学校の時、声だししすぎた息子は、声変わりが始まってしまい、「お父さん。僕の声目立たなくなってしもうた」なんて嘆いております。

Posted by 文球@出張中 at 2005年06月30日 23:52
文球さん こんばんは。出張中からのコメント恐縮です^^
ランニングの早さ、うちもありますよ〜
息子は俊足ではありませんが、持久走は得意です。
並み居る先輩を押しのけて、いつも上位です^^

うちはまだ声変わり来てません。そろそろでしょうか。
Posted by ドラ夫 at 2005年07月01日 00:11
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