前回の続きです。
2003年6月
2回を終わって4対0とリードしたBチーム。
大方の予想を覆す戦いぶり。 だがこのまますんなりとはいかない。
3回の守り。ピッチャーのY君が突如乱れる。
なんと3者連続フォアボール。しかも全てストレートの四球。
12球連続でストライクが入らない。
急造投手が故に仕方がないかもしれないが、見ていて気の毒なほど。
そして4人目にも四球を出し、押し出しでまず1点。
こうなると収拾がつかないのか、監督がマウンドに行くも事態は収まらない。
続く5人目にも四球を出し、ここでY君は交代。
リリーフは4年生のC君。ゲンジと同じく、チーム始動時からのピッチャー候補の一人。
ゲンジがショートに入り、Y君がファーストへ。
投球練習中のC君、明らかに気合が入っていた。
前試合でライバルのゲンジが完封。
この試合は先発をY君に奪われた恰好。
C君も期するものがあったに違いない。
ポジションを争うライバルがいると、チームにも良い相乗効果が出る。
こうして個人が奮起し、チーム力が上がっていく。
4対2 無死満塁で試合再開。
ところが直後にアクシデントが・・・
C君の投じた初球、バッターはボテボテの当たり。
前身守備のファーストと、ピッチャーの間にボールが転がった。
だが双方が声を出さずにボールを捕りにいく。
『危ない!』 そう思った瞬間、C君とY君が激突。
C君の歯がY君の額と衝突。
C君は口内を出血、Y君は額から出血・・
二人共グランドに倒れてしまう。
この間に2者が生還。4対4。尚もランナー1塁3塁。
タイムをとり二人を手当てするが、試合続行は困難。
選手の交代となるが、退いた2人の代わりに誰をピッチャーにするのか?
思わぬアクシデントに、監督とKコーチが下した采配は?
続きは後日。
2003年6月
2回を終わって4対0とリードしたBチーム。
大方の予想を覆す戦いぶり。 だがこのまますんなりとはいかない。
3回の守り。ピッチャーのY君が突如乱れる。
なんと3者連続フォアボール。しかも全てストレートの四球。
12球連続でストライクが入らない。
急造投手が故に仕方がないかもしれないが、見ていて気の毒なほど。
そして4人目にも四球を出し、押し出しでまず1点。
こうなると収拾がつかないのか、監督がマウンドに行くも事態は収まらない。
続く5人目にも四球を出し、ここでY君は交代。
リリーフは4年生のC君。ゲンジと同じく、チーム始動時からのピッチャー候補の一人。
ゲンジがショートに入り、Y君がファーストへ。
投球練習中のC君、明らかに気合が入っていた。
前試合でライバルのゲンジが完封。
この試合は先発をY君に奪われた恰好。
C君も期するものがあったに違いない。
ポジションを争うライバルがいると、チームにも良い相乗効果が出る。
こうして個人が奮起し、チーム力が上がっていく。
4対2 無死満塁で試合再開。
ところが直後にアクシデントが・・・
C君の投じた初球、バッターはボテボテの当たり。
前身守備のファーストと、ピッチャーの間にボールが転がった。
だが双方が声を出さずにボールを捕りにいく。
『危ない!』 そう思った瞬間、C君とY君が激突。
C君の歯がY君の額と衝突。
C君は口内を出血、Y君は額から出血・・
二人共グランドに倒れてしまう。
この間に2者が生還。4対4。尚もランナー1塁3塁。
タイムをとり二人を手当てするが、試合続行は困難。
選手の交代となるが、退いた2人の代わりに誰をピッチャーにするのか?
思わぬアクシデントに、監督とKコーチが下した采配は?
続きは後日。
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この間でナインのモチベーションが、どの様に変わるかが勝敗の行方を左右しそうですね〜
大差ではなく4−2でしたね
<m(__)m>
残念ですねぇ〜。
指導者の困った様子が浮かびます。
我がチームの指導者なら「ゲンジくん再登板」なんですが・・・
子供の故障なんかより目先の勝利に拘る方々ばかりですので・・・(^_^;;
でも怪我で2人も交代なんて試合はできることなら避けたいですね(汗)
ゲンジ君の再登板でしょうか? いつもながら続きが気になります。
ココはワンポイントでもゲンジ君の再登板かな。
まさに筋書きの無いドラマですね。続きを!
負傷退場きついですよね、うちの弟君も盗塁の際タッチが目に入り退場したことがありますその裏逆転したんですが次の試合に出れず悔し泣きしてましたよ。
予想せずに純粋にこの先楽しみます(^_^)
この試合はもうおとなしく事の成り行きを見つめますよ。予想は無理ですもん。
頭の中に希望はありますけどね。(^^)
予想不能です。
さすが『続きは後日』の元祖です。
本当に次回が楽しみです。
思わぬ結果とは、棄権でしょうか?
同じチーム内の対決ですし無理はして欲しくないなぁ
思わぬアクシデントで、選手にも動揺が走った事でしょうね・・
プツリと糸が切れるのか? 次号までお待ちを^^
1日に2試合ですと、こうしたトラブルの時にやり繰りが大変です。
やはりピッチャーは多いにこした事はありませんね。
この時のC君、気合が入っていただけに気の毒でした。でも彼はこの後のシーズン、良いピッチャーに育っていきます^^
やはり守備の時は互いに声を掛け合わないと、こうしたプレーが起こってしまいます。声出しはとても大切な事ですね。
>嫌な予感
私ももしや? と思ったんですが(^^;
突如のY君の乱調。でもこれが小学生の野球なんですよね・・
素材は良い物を持っている子なので、このカテゴリーにもこれから多く登場する人物です。
次男君もトラブル経験者でしたか。
不意の出来事とはいえ、試合に出られない悔しさはありますよね。やはり。
この時も大きな事態にならなかったのは幸いでした。
次から次へと、アレコレ起こるので本当に筋書きが読めないでしょ?^^
波乱の「同門対決」の様相になりました。
同門とはいえ、公式戦ですので両軍必死の戦いでした!
意識している訳ではないのですが、なんだか節目がその都度訪れてきます。。。
このシリーズ、ずっとこんな調子ですよ^^
棄権はないです^^ ベンチには大勢の控え選手がいますし。
ただピッチャーという事になると、どうしても限られてしまいます。ここをどう乗り切るか?
ほんと、人を引き込む文章です!!
小説を読んでいるようです。
早く続きが読みたいーーーーぃ!!
そう言ってもらえると光栄です^^
今後もお楽しみに!