2008年12月16日

キャッチャー失格?

このブログで久しぶりに新しいカテゴリを作りました。
題して 過去を振り返る 『今だから言えること・・』

ブログを始めて3年と10ヶ月になります。
当時は色んな部分で書くの躊躇した事や、
書きたくても書けない出来事があったりしました。

でも時が過ぎれば、それも思い出の一つです。
今なら言える事 結構有るかもしれません。
今でも書けない事もありますが ^_^;

オフシーズンになり、ブログネタも少なくなっていますから、
この冬はこのカテゴリで乗り切りたいと思います^^


さて第1話は 『キャッチャー失格?』

あれはゲンジが中学2年の6月でした。
中体連が終わり、新チームが始動した頃。
中体連では3年生が正捕手でしたから、ゲンジはライトで先発フル出場。

新キャプテンに就任し、部活顧問からもクラブチームの監督からも、
ゲンジはキャッチャーとして起用される事を明言されていた。

守りの要のキャッチャー。加えてチームを引っ張るキャプテン。
私も親として気合が入りましたし、ゲンジにもアレコレと心構えなどを説いた。

学童時代は捕手以外のポジションは全て経験した。
中学入学直後、監督からその学年では捕手として育成すると告げられる。

これには色んな側面があるのですが、他に適当な人材が無かった・・
というのもあります。 体格面で小柄な子が多く、
エース候補の球を受ける選手が、ゲンジ以外には見当たりませんでした。

私も期待よりは不安が多かったですね。出来れば他のポジションが希望でした。
でもチーム事情もありますから、そうと決まれば実行するしかありません。

ただレギュラー捕手が上の学年にはいますので、
ゲンジも試合ではファーストがメイン。日々の練習では時折防具を装着して、捕手の練習もしていた。

初めて捕手として試合に出たのが中1の秋。練習試合でした。
ここから経験を積んで、少しづつステップアップを目指していた。

2年生に進級。ポジションはライトのレギュラー。
練習試合では2試合目にマスクを被るパターンが定着。

試合を通して勉強。こんな感じでした。色々と不備もありました。
リード、セカンド送球、まだまだ完璧ではありません。
でも顧問も監督もそれは承知。いきなり上手くなるはずもありませんから。


中体連の試合を負けた後、残念会がありました。
その席上で、部活の副顧問がこう言いました。

『新チーム、ゲンジはキャッチャーから外したほうがいい。』

部活は顧問と副顧問の2人体制。
実はこの副顧問、前年まで正顧問でした。

この年の4月に若い顧問が着任。これに伴い副顧問になったのです。
しかし年齢が上なので、まだ実権を握っているというか、
事実上は副顧問のほうが発言力が上。傀儡政権と言えるかもしれない。

『なぜゲンジを捕手から外すのですか?』 こんな声が当然上がる。

『ゲンジは捕手には不向き。今から1年生を据えて鍛えたほうがいい』

1年生に相応の実力がある捕手候補がいれば判るのですが、
1年生ではまだまだ。といった状況。
どんな部分が不向きなのか? 色々と持論を展開されていました。

これをうけてクラブの監督が言った。
『クラブの試合ではゲンジをメインの捕手で起用します。』
『1年生ではまだ役不足。育成してきたゲンジをここで外すのは、これまでの取組みが無意味になる。』

そして若手の顧問も続いた。
『まずは2年生中心でチーム作りをしたい。ゲンジには当然キャッチャーを任せるつもり。』

これまでポジションや打順など、アレコレと副顧問に指摘され、
それに従ってきた正顧問でしたが、ここでは屈せずに持論を述べた形。

私は敢えて口を挟まず、成り行きを見守った。
ただ監督と顧問が後ろ盾というか、擁護してくれた事は嬉しかった。
同時にその責任の重さも実感。

帰宅後、この話をゲンジにしました。

『副顧問を見返してやれ。練習を重ねて見返すしかない。』
『監督や正顧問の先生の意気を感じろ。期待に応えろ!』

選手の起用、指導者によって好みが違うのは分かります。
もしこの副顧問が正顧問だったら、中体連の試合では別のポジションだったかもしれません。

結果はどうなっていたか? それは分かりません。
別のポジションで花が開いていたかもしれませんし。

ただこの時はやはり悔しかったですね。
闘志に火がついた感じです。今から思えば、この出来事には感謝したい。

ゲンジもこれ以来、少しづつ進歩していきました。
3年生の時には副顧問も何も言わず、もうキャッチャーが当たり前の状況。
この経験で高校でもキャッチャーとして起用されている。

何がどう転ぶか? おかしなものですね^^




この記事へのコメント
選手の起用って難しいんでしょうね。
選手個人の適正だけでなく、チーム全体のバランスもあるでしょうし、監督が目指す野球に適合しているか?という面もあるでしょうし、私のような素人にはわからないような面もあるでしょう・・・
そんな中で「捕手はゲンジ君」と2人の指導者が強く主張したということは、ゲンジ君は本当に捕手向きなのでしょうね。
Posted by PAT at 2008年12月17日 00:12
>『副顧問を見返してやれ。練習を重ねて見返すしかない。』
>『監督や正顧問の先生の意気を感じろ。期待に応えろ!』

この気持ちが大事ですよね。
どんなきっかけでも自分の身にするための努力が大切な事を改めて感じました。

うちの息子が捕手にコンバートされた当初の理由は、すばしっこいからでした。
キャッチフライやバント処理…、じゃなくて、パスボールをしてもすぐに取りに行けそうだからだったかも。後ろにそらすこと前提って…。^^;
Posted by スマイルヒット at 2008年12月17日 00:47
チームは監督によってカラーが違ってきますからね。そんなカラーを寄せ付けない大きな存在感のある選手に子供を育てたいです。

しかし捕手は大変なポジションです。ゲンジ君がんばってくださいね!
Posted by ケロの父 at 2008年12月17日 01:32
野球もやはり人生とダブることばかりですね、当然1人ではどうすることも出来ませんし、周囲の力がもの凄く影響しちゃう場面もありますね。
そういう荒波でも立ち向かった行けるのは、本人の強い気持ちなのでしょう!
うちの愚息が捕手に任命された経緯は…
誰も希望者がいなかった…です^^;(まぁ、これは学童の話なので)
 私も今は書けないことがもの凄くたくさんあるので、このシリーズをとても楽しみにしています!
Posted by trytry at 2008年12月17日 10:53
何事に関してもむかっ(怒り) [ナニクソ根性]は 必要不可欠。そして野心や 少々の助平な根性もね
 …負けず嫌いはパンチダッシュ(走り出すさま) 平成生まれに少ないです

甘っちょろい(母)親をあっかんべー 口車で騙し騙し、何でも(物)易々手に入れちゃう現代っ子には
 日々の努力が...(内面に)いつか桜 花咲く...ってな話。
  げっそり 「意味 ワカンネェ(●'Д'●)ェェェ〜」で、片付けられちゃいます

チビの件で、何回!?学校 学校から呼び出し喰らったか...もう数えられませんが
 指でOK やっと、教諭達を教育できて 立場が逆転した最近で...
  かたつむり 牛歩ですが...レンチ 回復に向かってるチビですいい気分(温泉)
   (*-o-)y-..oO○

Posted by ぶっ叩け〜!! at 2008年12月17日 11:06
人によって評価が違うのでしょうが、悔しかったでしょうね!!
今思えば、その時の悔しさがゲンジ君の成長につながったのかもしれませんね。
Posted by ヨウボン at 2008年12月17日 13:44
中2の肉団子2号は同じく1年ライトのレギュラー、2年になってキャッチャーになりました。が、今はキャッチャークビになって、ショートをやってます。
理由は、ピッチャーもやっているから・・・?
2号に闘志はないみたい(涙)
親はちょっと複雑です。
Posted by 肉団子3兄弟 at 2008年12月17日 18:09
なるほど・・ 2年生の時にそんな経緯があったんですね。
周囲の状況もありますし、副顧問なりの考えもあったのでしょうが、不向きと言われるのはやはり悔しいですよね。
見返す事が出来てなによりでした^^
Posted by Xゲーム at 2008年12月17日 20:25
2度目 y(^。^)コメント失礼しゃぁ〜っす

教諭の件もうやだ〜(悲しい顔) 対応が...火に油を注ぐ感じでした...

ぷっくっくな顔 所で NG 寒来ジャパン。。。?
 金本(素浪人)&松井稼(忍者)宮本(仕事人)の侍が外れちゃってますね冷や汗2
  ※ロシアでは ホンダのスーパーカブを〔さむらい〕って云うらしいですヨ
    さて、斬れるんでしょうかブタ 応援する気持ちが半減ですexclamation&question
Posted by 魔送球 at 2008年12月18日 10:36
我が家の息子も、中学で急遽キャッチャー。
副キャプテン君とどちらがマスクを取るか競争中です。
まさに我が家にはタイムリーな話です。
続きを早くお願いします!
Posted by おちあい at 2008年12月18日 11:15
お久しぶりです。
順調に進んでいたようなゲンジ君にも、こんな出来事があったんですね。
それは悔しかった事と推察します。
でも反骨心というか、人はこうした事に発奮しますよね (*^_^*)
Posted by たえこ at 2008年12月18日 15:53
ドラ夫さん、こんばんは
副顧問も心臓に毛が生えているいうか、ドラ夫さんがいるそばで言えることではないです。

でも当チームでは、こういったポジション等の話は、なかなか手伝いオヤジの分際では聞けないのが実状です。
首脳陣会議(飲み会)の中で話されているんだと思いますが、今年ユウのポジション変更で納得のいかないことがありましたが、このときもどういう話があったのかはわかりませんでした。
何が問題で何が足りない等の理由が知りたい、と思うこともあります。

積極的な議論があった結果、ゲンジ君の闘争心に火がついたこの出来事が、無責任な言い方で申し訳ないんですが、羨ましいと思いました。
Posted by 賢介応援隊(黄) at 2008年12月18日 18:57
PATさん ありがとうございます。

>ゲンジ君は本当に捕手向きなのでしょうね。


うーん・・ どうでしょうか? (^_^;)
記事中にも書きましたが、人材不足もありましたからね。
正直、捕手に向いているかどうか? 私も判らないんです^^
他のポジションも見たい。そんな気持ちも持っているんですが ^^



Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:29
スマイルヒットさん ありがとうございます。

やはり面白くないセリフでしたから、そりゃもう血が沸騰しましたよ^^

Ene君のような素早い動き、息子にはありません・・ 
声だけは出してますが^^



Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:32
ケロの父さん ありがとうございます。

オーラというか、そうしたものを身体から発揮している選手っていますよね。
うちも何か一つでも、他の選手に勝るオーラが欲しいところです^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:34
trytryさん ありがとうございます。

団体スポーツですので、勿論本人の努力も大事ですが、
善い指導者に恵まれるかどうか?
ここである程度決まってしまう部分もあると思います。
チーム選びはやhり重要ですね^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:37
ぶっ叩け〜!!さん ありがとうございます。

あそこまで言われて、ヘラヘラとしてはいられません^^
善い意味で糧になりましたね。

学校への呼び出しですか (^_^;)
うちも息子では無いですが、娘の件で何度かあります・・
知能犯で困った娘です ^_^;


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:40
ヨウボンさん ありがとうございます。

この一件がなくても、手を抜く事は無かったと思いますが、
やはり身が引き締まったのは確かですね^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:42
Xゲームさん ありがとうございます。

やはり当時はブログには書けなかったです・・
あの時があったので、今の息子があるのだと思います。 ^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:44
肉団子3兄弟さん ありがとうございます。

クビというのはないでしょう^^
配置転換はどこにもあります。
ショートは難しいポジションですし。
ちなみにうちの息子、ショートとセカンドは絶対に出来ないです。センスが無いですから^_^;


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:47
ぶっ叩け〜!!さん 再びありがとうございます^^

火に油を注ぐ・・ なんとなく想像できる光景ですね ^_^;

松井稼選手の落選は私も?? でした・・
日本人なので私も関心は高いですが、厳しい戦いになりそうですねぇ。


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:50
おちあいさん ありがとうございます。

福留君も同じような境遇ですかね^^
ライバルがいるのは、自分の向上にも繋がります。
頑張ってほしいですね^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:52
たえこさん ありがとうございます。

副顧問も、他のポジションでゲンジを起用したい構想があったんでしょう。
ただ1年生が育っていない状況でしたから、それをやるとチームが勝てない・・
だから私も内心は反発したんです^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 21:55
賢介応援隊(黄)さん ありがとうございます。

上の学年の引退に伴い、運営スタッフも交代でしたからね。
私は副会長でしたし、試合ではスコアラー。
チームに密接に関わってきましたから、こうした会合もありました。

副顧問、ゲンジ達の代を捨石にして、下の学年を伸ばしたい構想を匂わせていました。
当たり前ですが、そんな事は容認できないです。
私もよい感情をこの人には持っていませんが、
結果として見返す事が出来たので、良かったです^^

ちなみにゲンジ達の卒団式に、この副顧問は欠席でした。
そんな人なんですよ・・


Posted by ドラ夫 at 2008年12月18日 22:01
私にしては久しぶりの投稿です・・・。
少し気持ちが落ち着きました。

ゲンジ君にこんな出来事があったとは以外でした。でも、順風満帆じゃ無い方が、成長、期待出来ますよね。
我が家は学童時代キャッチャーになりたての頃、色々言われてました。他に守る所が無いとか、キャッチャーなんて球さえ受けられればいいんだとか・・。

今にして思えば、当時の息子はそう言われても当然の事だったのですが、野球を殆ど知らない私にとって、それはとてもムカつく出来事でした(笑)

でも、結果的に最後は一番チームで信頼される選手に成長出来たと思います。勿論、本人の努力もありますが、厳しい指導や周りの支えがあったからこそですけど・・。

最初から全て上手く行ってしまっていたら、多分、今の息子は無いでしょう。
野球は、キャッチャーは、奥が深いですよね。
まだまだまだまだ満足は行くキャッチャーではありませんが、息子が驕らずに居られるのは、やっぱりそんな少年野球時代を過ごせたからだと思っています。


Posted by ハッシー at 2008年12月22日 13:44
ハッシーさん ありがとうございます。

どのポジションも大変だと思いますが、キャッチャーは特に重要かもしれません。
最初は恐怖感もありますし、怪我も多い・・

ベンチに信頼されないといけませんし、何かと苦労が多いところです ^_^;

初めから何でも順調にこなす子、いると思います。
そこで天狗になってしまい、伸び悩んでしまうか、地域で有名な選手として注目されるか?
やはり本人の気持ちと周囲の接し方で決まるでしょう。

うちもこの時の出来事が糧となりました。
私も身が引き締まりました。副顧問を見返す。こうした目標が出来た訳ですからね。
それには結果を出すしかない。

来年は1年生が入ってきます。キャッチャーのライバルも来るでしょう。
その時になって慌てないよう、うちもこの冬はしっかり頑張ってもらいたいです^^


Posted by ドラ夫 at 2008年12月23日 10:49
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