先日は2試合が組まれました。
新チームになり、かれこれ20試合を経験しました。
ゲンジは1試合だけ9番がありましたが、
残りは全て5番を任されています。
この日は9度打席に入り、8打数の1安打・1四球という結果でした。
1安打はタイムリーでしたが、結果は少し物足りません。
7度の凡退のうち、4度がスコアリングポジションにランナーがいた。
このチャンスに結果を出す事が出来ませんでした。
相手投手の出来もあるので一概に言えませんが、
他の選手はそれなりに打っていました。
普通ならば、ゲンジがもう少し結果を出してもよいはず。
この日、いつもとスタンスが違っていたんです。
いつもより歩幅が狭い。靴で言えば3足分ほど狭い感じ。
何か考えがあるのか? そう思って見つめていました。
スタンスが狭くても、その分踏み込みの時に広くすれば問題ない。
そう思っていたんですが・・・
狭いままのスイングで、腰が全く入っていません。
上体だけのスイング。いわゆる手打ちですね。
これでは強い打球は打てませんし、飛距離も伸びない。
1試合目は当てただけの内野ゴロや外野フライでした。
2試合目に入る前、それを本人に指摘しようと思ったのですが、
敢えてそれは止めました。2試合目、自分でどう修正するか?
1試合目の状態に気付いているのか?それを見たかったからです。
ところが次の試合も同じでした。
相変わらず狭いスタンス。下半身の踏み込みがまるで無い。
試合は1勝1敗でしたが、ゲンジは本来の力を出し切れずに終わった。
学校に戻って解散になり、クルマに乗せて帰宅途中、
私は今日の状態について話をしました。
しかしゲンジは、スタンス等の事には何も気付いていませんでした。
この不調の原因がどこにあったのか? 自分でも判っていなかったのです。
これは放置出来ない。そう思ってすぐにバッセンにむかいました。
ダメな状態をそのままにするより、早く手を打ちたい。そう思ったんです。
打つ前に、私は身振り手振りで今日のスイングのダメな事。それを説明した。
スタンスを広げ、腰を少し沈める。
重心が下がり、自然に腰が回る。
1ゲーム目が終わった。それなりに結果を出した打席でした。
再度私は一歩踏み込んだ指摘をした。
その時のゲンジは・・
なんと 『ハイ! ハイ!』 としっかりした口調で返事を返してくれた。
まるで監督や部長を前にしているような感じで・・
私は嬉しいというか、恥ずかしいというか・・
最後には少し涙も出そうな感じに (^_^;)
以前エントリーしましたが、最近はめっきり口数が減った息子です。
また高校に入り、自宅練習等の機会も減りました。
休日の練習も親の出る幕はない。
すっかり遠くへ行ってしまった息子に、私も一抹の寂しさがありました。
ただ小学校の頃から彼の野球を見てきている。
どこが好調の原因か? 何が不調の原因か?
私なりにそれは解っているつもり。
ただ悲しい事に、私は自身に競技経験がない。
理論にしても口先だけ そう思われても仕方がない部分もある。
書籍やネット、ブログ仲間さんやコメントを寄せてくれる皆様から得た知識、
学童チーム・中学クラブチームの監督・コーチ、部活顧問等から得た知識。
これらを私なりに解釈し、息子に提案してきました。
今回の一件も、『じゃあ父さんが見本を見せてよ』
このように言われたら、私は手本を示す事は出来ない。
しかしゲンジはそれを言わず、黙って私の指摘を受け入れました。
そして幸いな事に、不調の原因を打破する事が出来ました。
これは自分で書くのは恥ずかしいのですが、
彼は今でも私に信頼を寄せてくれている。 そう思いました。
そして改めて嬉しかったです。
2・3ゲーム目は、いつもの打撃に戻りつつありました。
今後は素振り等で修正していくよう伝えた。
帰宅途中、小学校時代の自主練について思い出話をしました。
色んなエピソードがありました^^
幾つかはこのブログでも取り上げた事があります。
ゲンジはニコニコしながらその話を聴いていました^^
お互い懐かしい話で会話が弾みました。
「素直な気持ち」 これを持っていてくれた息子。
これからも私を頼ってくれたら嬉しいな^^ そう思いました。
新チームになり、かれこれ20試合を経験しました。
ゲンジは1試合だけ9番がありましたが、
残りは全て5番を任されています。
この日は9度打席に入り、8打数の1安打・1四球という結果でした。
1安打はタイムリーでしたが、結果は少し物足りません。
7度の凡退のうち、4度がスコアリングポジションにランナーがいた。
このチャンスに結果を出す事が出来ませんでした。
相手投手の出来もあるので一概に言えませんが、
他の選手はそれなりに打っていました。
普通ならば、ゲンジがもう少し結果を出してもよいはず。
この日、いつもとスタンスが違っていたんです。
いつもより歩幅が狭い。靴で言えば3足分ほど狭い感じ。
何か考えがあるのか? そう思って見つめていました。
スタンスが狭くても、その分踏み込みの時に広くすれば問題ない。
そう思っていたんですが・・・
狭いままのスイングで、腰が全く入っていません。
上体だけのスイング。いわゆる手打ちですね。
これでは強い打球は打てませんし、飛距離も伸びない。
1試合目は当てただけの内野ゴロや外野フライでした。
2試合目に入る前、それを本人に指摘しようと思ったのですが、
敢えてそれは止めました。2試合目、自分でどう修正するか?
1試合目の状態に気付いているのか?それを見たかったからです。
ところが次の試合も同じでした。
相変わらず狭いスタンス。下半身の踏み込みがまるで無い。
試合は1勝1敗でしたが、ゲンジは本来の力を出し切れずに終わった。
学校に戻って解散になり、クルマに乗せて帰宅途中、
私は今日の状態について話をしました。
しかしゲンジは、スタンス等の事には何も気付いていませんでした。
この不調の原因がどこにあったのか? 自分でも判っていなかったのです。
これは放置出来ない。そう思ってすぐにバッセンにむかいました。
ダメな状態をそのままにするより、早く手を打ちたい。そう思ったんです。
打つ前に、私は身振り手振りで今日のスイングのダメな事。それを説明した。
スタンスを広げ、腰を少し沈める。
重心が下がり、自然に腰が回る。
1ゲーム目が終わった。それなりに結果を出した打席でした。
再度私は一歩踏み込んだ指摘をした。
その時のゲンジは・・
なんと 『ハイ! ハイ!』 としっかりした口調で返事を返してくれた。
まるで監督や部長を前にしているような感じで・・
私は嬉しいというか、恥ずかしいというか・・
最後には少し涙も出そうな感じに (^_^;)
以前エントリーしましたが、最近はめっきり口数が減った息子です。
また高校に入り、自宅練習等の機会も減りました。
休日の練習も親の出る幕はない。
すっかり遠くへ行ってしまった息子に、私も一抹の寂しさがありました。
ただ小学校の頃から彼の野球を見てきている。
どこが好調の原因か? 何が不調の原因か?
私なりにそれは解っているつもり。
ただ悲しい事に、私は自身に競技経験がない。
理論にしても口先だけ そう思われても仕方がない部分もある。
書籍やネット、ブログ仲間さんやコメントを寄せてくれる皆様から得た知識、
学童チーム・中学クラブチームの監督・コーチ、部活顧問等から得た知識。
これらを私なりに解釈し、息子に提案してきました。
今回の一件も、『じゃあ父さんが見本を見せてよ』
このように言われたら、私は手本を示す事は出来ない。
しかしゲンジはそれを言わず、黙って私の指摘を受け入れました。
そして幸いな事に、不調の原因を打破する事が出来ました。
これは自分で書くのは恥ずかしいのですが、
彼は今でも私に信頼を寄せてくれている。 そう思いました。
そして改めて嬉しかったです。
2・3ゲーム目は、いつもの打撃に戻りつつありました。
今後は素振り等で修正していくよう伝えた。
帰宅途中、小学校時代の自主練について思い出話をしました。
色んなエピソードがありました^^
幾つかはこのブログでも取り上げた事があります。
ゲンジはニコニコしながらその話を聴いていました^^
お互い懐かしい話で会話が弾みました。
「素直な気持ち」 これを持っていてくれた息子。
これからも私を頼ってくれたら嬉しいな^^ そう思いました。
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指導するに当たって、競技経験も必要ですがそれを上回る努力と熱意こそが大切だと思います。
そして、信頼関係があるから、素直になれる。
本当に、いくつになっても素直であることが人間を大きくしてくれるのでしょうね。
改めて感じました。
小学生でも、指摘を素直にまっすぐ聞く子と
そうでない子。正直差が出てきます。
ウチの息子の場合、同じハイ、ハイでも
ダルそうに言って、返事は一回って
家内に怒られてます(>_<)
良い親子関係ですね。
小猿くんが高校生になったとき、小猿くんと私もそんな親子関係になっていられれば良いなぁ^^
今までの歩みが充実していたからこそ実現できる至福の時間ですね。^^
うちの中学三年の息子は、今、ゲンジ君と同じように、軟式のあと硬式をやっています。
先日の練習試合で、監督にレベルスイングでないと打てないと言われて、監督のOKが出るまで素振りをした後の打席の初球に見事命中。土手まで飛んでいってしまいました。その後は元に戻っちゃったんですが。そのときだけ素直に聞けたのかなと思っています。親ばかですね。塁審をやっていた私は、喜ぶこともできず、不思議な感じでぐるぐると手をまわしていました。
それより、なによりゲンジくんに信頼されているドラ夫さん。。
いいですね。
親父みよりにつきますね!
技術の伸びが違うんですよね…。
ゲンジ君、その辺も一流だなぁ。
ウチの息子が高校生になったとして…
こういう良い関係が築けているだろうか…
…と、考え込んでしまいました。
自我に目覚め、時にはうっとうしいと感じた事もあったでしょう。でも、自分にとって一番の理解者はドラ夫さんである事、分っていると思いますよ。
素晴らしい親子関係ですね。
野球経験なんて関係ない、私はそう思います。
ウチの主人だって全くのど素人ですから(笑)
それでも、ドラ夫さんと同じく野球を学ぶ事は忘れていません。息子になんとか良い選手になって欲しいと思いつつ、自分も心底楽しんでいるのでしょうね。
私も野球未経験の野球バカ親父。
ドラ夫親子といっしょで小中学校時代はほぼ毎日の自主練。試行錯誤で息子のバッティングを造りあげていきました。息子も高1になり横着ばかりしか言いませんが、調子が悪い時や何かひらめいた時には必ず私を素振りに誘い意見を求めます。野球のできない親父から野球のことで叱られ嫌な思いをしているはずなんですけど、自分の原点は二人でさんざんやった自主練にあると認めてくれているのが嬉しい限りなんです。
で、ドラ夫さんの親としての心の機微が本当に良く解るもので会社のパソコンの前で思わず涙してしまいました(笑)。
息子は県大会を勝ち抜け来週から地区大会に臨みます。もし息子から神宮や甲子園に連れて行って貰えればこれ以上はない。もっとも今からが本当に険しい道なんですけどね(笑)。
お見舞いのコメントすらしていないのですがその後の体調はいかがでしょうか。どうかご自愛ください。毎日この素晴らしい親子をを応援していますよ。
きっとゲンジ君にとってドラ夫さんは、生涯1番の指導者なんだと思います。
口数はへったといえども、困った時に一番頼りたい人なんだと思います。
素晴らしい!!!
私もそんな父でありたい。
最終戦スタメンを外し、バットボーイを命ぜて頂いた次第です
親父が1番のコーチだと思います^^
競技経験の有る無しではないんです。
だから今のゲンジ君が、ドラ夫さんのことを信頼しているんです。
10割よりも羨ましいと思いました。
今回の記事は、読んでいて鳥肌が立ってしまいました。
いつかは自立してしまう息子、でもこうやって親をいつまでも信頼してくれるのは、嬉しいものですよね^^
ユウも先日、「いつまでも教えてね」なんて言ってくれました。
今は、いろんな情報を自分なりに解釈・取捨選択して息子に伝えていますが、それが正しいことなのかどうか不安になります。(逆に息子を潰していたりして^^;)
ユウもゲンジ君のように素直に育ってくれることを期待しまーす^^
それとバッティングって怖いですね、良いところ悪いところはメモしておこっと。
うちも息子とは小学校4年から高校3年まで長いこと付き合ってきましたが、そこまでの信頼関係があったかどうかは自信がありません。^^
ただ、私の言うことには反抗しながらも聞くことはちゃんと聞いていて、実践していたような気もしています。(良かったかどうかは別として・・・。)
大人になった今でも、自信がもてない事があったときは、家内よりは私のほうに相談するようです。
私自身もそうでしたが、高校になれば親から離れていきますよねぇ。
休日も友人と一緒に行動したり、帰宅しても自室にいる時間が長くなったり^^
まぁ残り2年は今のような関係を保っていきたいですね^^
うちも普段は 「うん・・」 と蚊の鳴くような声で返事してますよ (^_^;)
そうですね。全てが良いとは思いませんが、
高校に入ってもそれなりの会話が出来ると、
それはそれで楽しいですね^^
やはり積み重ねがあったればこそ だと思います。
そちらも良い関係を築いておられますね^^
息子さん、パワーがありますね^^
その感触はしばらく忘れないと思います。
指導者のアドバイスに従った結果、良い打撃ができましたね。
塁審じゃ確かに喜べないですねぇ ^_^;
KAZくんさんも 良い思い出になりますね。
来年以降、高校での活躍が、これまた楽しみになりますね^^
はい 親父冥利に尽きます ^_^;
これからもこんな関係でいきたいものです^^
そちらの息子さん、ブログを拝見する限りは・・
きっと高校でもでぃあさんとは上手くやっていますよ^^
そんなキャラクターに見えます^^
小学生の頃は、きっと本人もかなり我慢や辛抱をしていたかもしれません・・
良く言えば従順だったのですが、彼なりに言いたい事も多くあったと思います・・
私もこうしてブログを書かせてもらい、多くの皆様から励ましを頂戴して、本当に有り難いですね。
書く以上は、いい加減な事は書けません ^_^;
勉強は常にしているつもりです^^
私もご主人同様、沢山楽しんでいます^^
うちと似たような感じですね^^
違うのは、うちの場合は私のほうからアレコレと言ってしまい、息子からは言ってこない事かな ^_^;
うちはまだマシなのかもしれません。もし県外へ留学だったら、常に顔を見られないですからね・・
監督もいますから、なるべく技術面では口を出さないようにしていますが、今回のような場合だけは、少々アドバイスをしました。
息子さんの学校、県大会を抜けて地区大会ですか!
春のセンバツまでもう少しのところですね!
凄いですねぇ^^ うちはとてもそこまでは無理です ^_^; 夢のまた夢かな。。。。
良い結果が出るといいですね。応援させてもらいます^^
まぁ身近な存在ですからね^^
1番かどうかは分かりませんが、それなりに頼られているのは嬉しいものです^^
あらら・・ チビちゃん、何かあったんですか?
詳細が気になります ^_^;
もし息子が野球をしていなかったら?・・
どうなっていたでしょうね? ^_^;
そうですね。ずっと見続けていますからね。
本当はあまり口を出すのもどうか? とも思うんです。
でもついつい・・ (^_^;)
こうやって少しづつ進歩してもらいたいです。
部員全員にきめ細かい指導は監督も大変だと思います。
なかなかそこまでは、目がゆき届かないものでしょうか。
今回は試合直後でしたから、すぐに対応出来ました。今週はそこそこの結果が出ました^^
小学生の頃はそれなりに可愛げもあったのですが、
さすがに高校生ともなりますと、接し方にも気を遣います^^
>いろんな情報を自分なりに解釈・取捨選択して息子に伝えていますが、それが正しいことなのかどうか不安になります
↑
正直、私もこの点は気になっています・・
ですから細心の注意をはらっているつもりなんです。
幸い今週は良い結果が生まれました。これで悪くなっていたら、私の責任でしたね^_^;
いいですね。社会人になっても頼ってくれるなんて^^
良き相談相手ですね。 うちはどうかなぁ?
野球が終わればコロッと態度が変わったりするかも?^^
自分に置き換えますと、父とはあまり会話がありませんねぇ。
親孝行しないといけませんね ^_^;
どちらかと言うと 母親よりで育ったせいで...少々 骨折りそうですねぇ
まぁ 男親としての腕の見せ所って事で、愉しんでますから心配無用です
ジャニーズは 就職先が内定し、天真爛漫には 2彼女が出来た様子です
なるほど。そうでしたか^^
言われてみれば、うちの子は反抗期が無かったですねぇ。
これからかもしれませんけど (^^;
長男君、進路が決まってなによりです! おめでとうございます^^