2009年07月30日

自分の持ち味を消すな!

前回にお伝えしたように、新チーム最初の練習試合があったのですが、
ゲンジは打撃面で少し迷いがありました。

夏の大会までは5番を任されていましたが、
この試合は4番でした。小6、そして中学の時も4番。

高校最後のシーズンも、出来ればこの4番は誰にも奪われたくないところ。

この試合、中盤まではノーサインでした。
最初の打席はいい当たりの内野ゴロ。2席目は四球。
3打席目は無死1・2塁の場面。

ノーサインですから、ゲンジが何をするか?
結果は送りバントでした。 成功させて1死2・3塁。
続く5番がタイムリーを放ち、作戦は成功しました。

ここまでの3打席は問題ありません。
ところが4打席目、ランナーがいる場面でまたもバントの構え。

この時点で点差も開いており、一瞬意味が分からない・・
そして結果はバスター。いい当たりでしたがセンター正面。

5打席目、ここでもランナーがいる。そしてまたまたバスターを・・

『しっかりと構えろ!!』
私は練習試合では滅多に声を出さない。
ところがこの時は思わず怒鳴ってしまった・・

それを聞いたゲンジ、すぐさまバントの構えを止めて、
いつものスタンスに戻していた。

結果はセカンドゴロ。凡退に終わった事よりも、
消極的な姿勢に腹が立って仕方ありませんでした。

別にバスターが悪い事だとは思いません。
ただこの日の相手は格下。点差も開いていた。

こんな状況なら、堂々と構えて対峙してほしい。そう思ったんです。
まして4番を任された試合です。

相手投手の出来が素晴らしく、手も足も出ないような状況で、
なんとか相手のリズムを崩したい。そんな場面なら、
アレコレと考えて動くのもアリでしょう。

しかしながら、今回のような試合展開なら、
不謹慎かもしれませんが、一発を狙うような気概があってもいい。

大差の場面で4番がコソコソと動く。それが気に入らなかった・・

ゲンジなりに考えがあったのかもしれませんが、
今まで自分が通してきた打撃を、ここで持ち味を消しては意味がない。

ゲンジの持ち味は打撃。正々堂々と立ち向かい、それで打ってきた。
なにか迷いがあったのかもしれませんが、
帰宅してから私の想いを伝えました。

『今更自分のスタイルを変えてどうする?』
『堂々と打つ自信がないなら、4番は返上しろ』

その他にも色々と注文というか、アドバイスをしました。
ゲンジが俊足で小技が利き、後ろに大砲が控えるチームなら、
セーフティバントやバスターを狙うのも悪くない。

でも実際は自分がランナーを返す役目。
主軸は相手に威圧感を与えるのも役目の一つ。

次の試合ではいつものように、どっしりと構えて快音を飛ばしてほしい。



posted by ドラ夫 at 01:10| Comment(20) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする