2009年01月29日

駐車場係の思い出

過去を振り返る 『今だから言えること・・』

第3話 駐車場係の思い出



あれはゲンジが小学3年の秋でした。
地域で1番大きな大会が控えていました。

この大会は入場行進も盛大に行われる。
入団1年目の事でしたので、私も詳細はよく知らなかった。

中学の部。小学校高学年の部。低学年の部。
この3つでそれぞれ試合が行われる。

小3のゲンジは4年生と一緒にBチームでエントリー。
ただこの頃はまだ技術が未熟で、試合出場も少ない頃でした。
特にバッティングは三振ばかり続いていた頃 (-_-;)

この頃の思い出は、別カテゴリの『我が子レギュラー化計画・3年〜4年の頃』
http://syounenyakyu20.seesaa.net/category/235595-1.html
↑ に書き綴ってあります。


規模が大きい大会なので、開会式には各チームに色んな役割が求められた。
まずは塁審を2名出す。自チームの試合ではなく、他のチーム同士の試合を裁く。

そしてグランド整備係1名。出場チームが多いので、会場も当然複数になる。
それぞれの会場で朝1番に集合し、ライン引き等を行う。

そして開会式を行うメイン会場の駐車場係があった。

当日の朝はクルマで大混雑が予想されるので、その誘導と警備ですね。
上記の役割をチームから供出しなければならないので、
保護者会議が行われました。

当時は4年生が大勢いたので、当然これらの役割は4年生保護者が行うだろう。
そう勝手に思って臨んだ会議でしたが、目論見はハズレました ^_^;

なんだかんだと理由をつけて、これらの役割から逃げる人が多いんですよ・・
入団1年目の私に、半ば強制で駐車場係がまわってきたんです。

決まった以上は従うしかありません。
そして当日は開会式の3時間前に集合。早朝です。

息子が試合に出る可能性はほとんど無い。
ならばせめて開会式の晴れ姿である、入場行進だけは見届けたい。
そう思っていました。 

『式の前には駐車場係は終わるから、行進はちゃんと見れる』
こう事前に聞いていましたから、私も楽しみにしていたのですが・・

当日、私が割り振られた場所は一番遠い駐車場でした。
歩くとかなりの時間がかかるところでした。

こういう場合、クルマは会場から近い場所から埋まっていきます。
嫌な予感がしたのですが。。。

案の定、式が始まる時刻になってもクルマが入ってくる。
その場が満車になるか、或いは落ち着くまではその場から離れられない。

花火の音が聞こえた。『開会式を始めます』というアナウンスも聞こえた・・
焦りました。入場行進は低学年の部から始まる。

音楽が聞こえてくる。でもまだクルマは入ってくる・・
それから5分後、ようやく満車になった。
本部に携帯で連絡。『お疲れ様でした』 の言葉をもらった。

私は走りました。息が上がるほど全力で走りました。
ひたすら会場を目指して・・

間に合ってくれ! 心で叫びながら走った。
この距離がとてつもなく長く感じた・・

『○×少年野球・B』 うちのチームの名前が呼ばれた。
ダメだ間に合わない・・ それでも走った。

息を切らして球場の階段を駆け上った。
でも・・ 息子達は行進を終えて、中央で整列してました。

その場で座り込んでしまった私・・
以降の行進を、ただボンヤリ眺めてました。

裏方の役目も必要ですし、大事なので仕方ないのですが、
この時は無性に悲しいというか、虚しい気持ちでしたね。

この後は試合会場に移動。
そこでチームの保護者達と顔を合わせたのですが、
誰一人労いの言葉をかけるでもなく、わいわいと盛り上がってました。

『いい行進だったよね〜』 会議で役割から逃げていた連中の言葉です。
軽い殺意をおぼえましたね (^_^;) まぁそれは冗談ですが。

今となっては懐かしい思い出です^^