2008年10月15日

素直な気持ち

先日は2試合が組まれました。
新チームになり、かれこれ20試合を経験しました。

ゲンジは1試合だけ9番がありましたが、
残りは全て5番を任されています。

この日は9度打席に入り、8打数の1安打・1四球という結果でした。
1安打はタイムリーでしたが、結果は少し物足りません。

7度の凡退のうち、4度がスコアリングポジションにランナーがいた。
このチャンスに結果を出す事が出来ませんでした。

相手投手の出来もあるので一概に言えませんが、
他の選手はそれなりに打っていました。

普通ならば、ゲンジがもう少し結果を出してもよいはず。

この日、いつもとスタンスが違っていたんです。
いつもより歩幅が狭い。靴で言えば3足分ほど狭い感じ。

何か考えがあるのか? そう思って見つめていました。
スタンスが狭くても、その分踏み込みの時に広くすれば問題ない。
そう思っていたんですが・・・

狭いままのスイングで、腰が全く入っていません。
上体だけのスイング。いわゆる手打ちですね。
これでは強い打球は打てませんし、飛距離も伸びない。

1試合目は当てただけの内野ゴロや外野フライでした。

2試合目に入る前、それを本人に指摘しようと思ったのですが、
敢えてそれは止めました。2試合目、自分でどう修正するか? 
1試合目の状態に気付いているのか?それを見たかったからです。

ところが次の試合も同じでした。
相変わらず狭いスタンス。下半身の踏み込みがまるで無い。

試合は1勝1敗でしたが、ゲンジは本来の力を出し切れずに終わった。

学校に戻って解散になり、クルマに乗せて帰宅途中、
私は今日の状態について話をしました。

しかしゲンジは、スタンス等の事には何も気付いていませんでした。
この不調の原因がどこにあったのか? 自分でも判っていなかったのです。

これは放置出来ない。そう思ってすぐにバッセンにむかいました。
ダメな状態をそのままにするより、早く手を打ちたい。そう思ったんです。

打つ前に、私は身振り手振りで今日のスイングのダメな事。それを説明した。
スタンスを広げ、腰を少し沈める。
重心が下がり、自然に腰が回る。

1ゲーム目が終わった。それなりに結果を出した打席でした。
再度私は一歩踏み込んだ指摘をした。

その時のゲンジは・・

なんと 『ハイ! ハイ!』 としっかりした口調で返事を返してくれた。
まるで監督や部長を前にしているような感じで・・

私は嬉しいというか、恥ずかしいというか・・
最後には少し涙も出そうな感じに (^_^;)

以前エントリーしましたが、最近はめっきり口数が減った息子です。
また高校に入り、自宅練習等の機会も減りました。

休日の練習も親の出る幕はない。
すっかり遠くへ行ってしまった息子に、私も一抹の寂しさがありました。

ただ小学校の頃から彼の野球を見てきている。
どこが好調の原因か? 何が不調の原因か?
私なりにそれは解っているつもり。

ただ悲しい事に、私は自身に競技経験がない。
理論にしても口先だけ そう思われても仕方がない部分もある。

書籍やネット、ブログ仲間さんやコメントを寄せてくれる皆様から得た知識、
学童チーム・中学クラブチームの監督・コーチ、部活顧問等から得た知識。
これらを私なりに解釈し、息子に提案してきました。

今回の一件も、『じゃあ父さんが見本を見せてよ』
このように言われたら、私は手本を示す事は出来ない。

しかしゲンジはそれを言わず、黙って私の指摘を受け入れました。
そして幸いな事に、不調の原因を打破する事が出来ました。

これは自分で書くのは恥ずかしいのですが、
彼は今でも私に信頼を寄せてくれている。 そう思いました。
そして改めて嬉しかったです。

2・3ゲーム目は、いつもの打撃に戻りつつありました。
今後は素振り等で修正していくよう伝えた。

帰宅途中、小学校時代の自主練について思い出話をしました。
色んなエピソードがありました^^
幾つかはこのブログでも取り上げた事があります。

ゲンジはニコニコしながらその話を聴いていました^^
お互い懐かしい話で会話が弾みました。

「素直な気持ち」 これを持っていてくれた息子。
これからも私を頼ってくれたら嬉しいな^^ そう思いました。




posted by ドラ夫 at 18:42| Comment(34) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。