2006年04月27日

敗戦。そして迷走の始まり・・

前回の続きです。

2003年6月

脇腹痛でマウンドからベンチへ退いたゲンジ。
この試合4人目のマウンドに立ったのは、Kコーチの次男E君。
このチームの主将であり正捕手の選手。

前の3人が相次ぐアクシデントで降板。
もはやピッチャーを任せられる人材が枯渇し、
野球センスのあるE君に頼るしかない状態。

勿論試合での登板は初めて。ブッツケ本番となる。

もともと地肩は強く、遠投能力もチームで1番。
闘志を表に出すファイターで、統率力もある。

闘志を内に秘め、何事も目立たないように振舞う副主将のゲンジとは、
あらゆる面で「表裏」のような関係か。

4対9 無死満塁で試合再開。
だがこのE君、予想外のピッチングを見せた。

なんとこのピンチを、3者連続三振で切り抜けてしまう。
投球フォームはお世辞にも美しいとは言えず、
俗に言う「ピッチャーの投げ方」には程遠い。

だが持ち前の強心臓と威力のあるボールで、相手をねじ伏せてしまう。
これには周囲も驚いた。まさかこんなに簡単に抑えるとは・・

意気消沈気味だったベンチも再び活気が出た。Kコーチも嬉しそうな表情。

試合はこの後、目立った動きはなく時間制限で終了。
同門対決は順当通りAチームの勝利で終わる。

初戦はゲンジの完封で飾り、2戦目はアクシデントが多発。
色々あった1日もようやく終わった。
翌日と翌週に行われたこの大会、結局我がクラブのAチームが優勝。

久々の優勝をチームにもたらしてくれ、父兄も大喜び。
5年生以下のBチームも、にわかに投手候補が増えてきて、
ポジションの見直しや構想の洗い直しを迫られた。

ゲンジと4年生のC君。この2人でピッチャーという構想からスタートしたが、
新たに体格に恵まれたY君と、主将のE君が候補に加わった感じ。

この4人が切磋琢磨し、今後のチームを盛り上げてくれると思いましたが、
この後に訪れる理不尽な扱いに、私とゲンジは悩み続ける事になる。

続きは後日。



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