2006年03月16日

同門対決

前回の続きです。

2003年6月

ゲンジの完封で初戦突破の我がチーム。
次の相手は初戦シードのAチーム。同じクラブ同士の同門対決となる。

前年のチームメイトだったメンバーがAの主力。オール6年生の編成だ。
この時は実力順でのチーム分けではなく、人数が多い6年生を一つにし、
5年生以下でBチームを結成。 順当にいけばAの勝利は間違いない。

1試合を間に挟むので、その間に軽く食事をとる。
大人は大人で試合の反省と次戦の対策を話し合っていた。

これまでの流れからすると、ピッチャーは4年生のC君。
ゲンジはショートのはずだが・・

Kコーチが監督に一つの提案をした。

『次の試合、ピッチャーはC君ではなく、ファーストのY君を起用しては?』

Y君はチーム1の長身選手。地肩も強い。
背の高さを見込まれてファーストに就いていたが、守備はイマイチ。
内野の穴。そう言っても差し支えなかった。

『Yをピッチャーにテストするとして、ファーストは誰に?』 と監督。

『ゲンジはどうかな? Cよりは背も高いし、今の試合を力投したからショートよりは楽かも?』 
とKコーチが進言。監督もしばし考えていた。

Kコーチは以前、ゲンジの投手適正に疑問を投げ掛けたお方。
自分なりの投手候補を頭に浮かべているはず。
その筆頭がこのY君だろう。 でも面白いかも? と私も思いました。

荒削りながら球は速そうだし、適度に荒れれば打ちあぐむかも?
だがいきなり公式戦が実戦初登板というのも・・

同じ事がゲンジにも言える。ファーストなど、練習でも入った事がない。

相手が同じクラブのAチームだからか、にわかに「テストモード」の雰囲気。
監督も決めかねていたのか、急に話題を変えた。

『ゲンジのあのモーション、面白いですね。よく投げきってくれた。』
監督も素直に喜んでくれた。

『惜しかった・・ もう少しでノーヒットだったのに。』 とKコーチ。
2人共フォームについての詳しい部分には触れてこなかった。

『ゲンジに使える見込みがたったから、後はC君。そしてY君が計算出来れば・・』
これは各人が同じ考えのよう。
あれだけの結果を残したのだから、投手はゲンジがこの時点で主戦扱い。

この位置をキープ出来ればよいのだが。

2試合目が近付いてきた。ゲンジはチーム所有のファーストミットを持ってキャッチボール。
どうやらファーストでの起用のよう。

この同門対決、あらゆる事が起こりまくる試合となりました。
この後のチームの大まかな道筋が決まった。そう言っても過言ではないほど。

続きは後日。



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