2006年01月31日

昨晩見た「夢」

平成22年7月。○○県 夏の県予選決勝
○×学園は学校創設以来、初の決勝進出を成し遂げた。

残り一つ。後一つ勝てば夢の甲子園。

その決勝戦も1対0でリードしたまま、9回裏の守りに入った。

マウンドはかにさんの息子のまーぼ。
受けるキャッチャーは我が息子ゲンジ。
この2人のバッテリーで、ここまでの5試合を乗り切ってきた。

ファーストには1年生レギュラー、ゆうちろさんの長男ねまあ。
セカンドには、つよしさんの息子が内野の指揮官。

サードには ぶっ叩け〜!!さんの次男、天真爛漫君がムードメーカー。
ショートはmetooさんの愛息kohが2年生で陣取る。

外野に目を向けると、センターにはこれまた2年生 フルコーチさんの次男が扇の要。
ライトは1年生の強肩 星 十徹さんの息子ター君が入り、
レフトには3年生 文球さんの息子が守っている。


最後の守りも簡単に2アウト。後一人だ!
ところが最後にまーぼが緊張したか? 2者連続で四球を出してしまう。
2死1・2塁。 逆転のランナーが出てしまった。

主将のゲンジがタイムを要求。ナイン全員がマウンドに集まる。
栄光の甲子園か? 悪夢のサヨナラ負けか?
運命の別れ道・・・

皆で檄を飛ばし合い、各々がポジションに散ってゆく。
さあ! 待った無しだ!!!

一打サヨナラの大ピンチ! まーぼは渾身のボールを放った!
ストライク! その調子だ! 続く2球めもど真ん中にストライク!
あと1球。。。

ここでゲンジは3球勝負に出た。サインに頷くまーぼ。
内野陣も声が枯れるほどの大声をあげている。
セットポジションからラストボールを投じた!













ストライク!!!







最後は見事空振りの三振!
○×学園、甲子園初出場を決めました!

マウンド上で抱き合う選手達。スタンドの応援団・保護者も号泣。
こちらも声にならない喜びに酔いしれていた。

『やった! やった!^^ 甲子園だ〜!』









ここで我が家の愛犬、チワワのライアン君が私の顔をぺろぺろ。。。

夢でした。。。


1年に一度、有るか無いか? と思えるほどリアルな夢でした。
これは本当に見た夢です^^ ネタに困って創作した訳ではありません(^^;

でも夢から覚めても、余韻が身体に残っていました。
事実、私は涙がポロポロだったようです。

娘が 『パパ? 何を泣いているの?』 と突っ込んできましたから^^

でも良い夢でした。これが実現する可能性は限りなくゼロに近いですが、
夢だからいいですよね?^^

こんな夢を見るほど、私は子供の野球とブログ更新に熱中しているのかもしれません。
真面目に仕事はしているつもりなんですが。

この話、妻に話してもバカにされるだけですから、
家の者には誰にも言いませんでした。勿論ゲンジにもです^^

ここで登場されたブロガーさんとコメンテーターさん。
勝手に登場させてスミマセン。

でもこのメンバーが実現したら、さぞや面白そうですね〜

でもみんな住んでいるところが違うからなぁ(^^;

明日はいつも通り、真面目な投稿を心掛けます。
本日は失礼しました m(__)m

posted by ドラ夫 at 22:53| Comment(47) | TrackBack(4) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年01月30日

驚愕の1−2−3−4 Finish

新年会から一夜明けた29日の日曜日。
この日からいよいよ本格的な練習のスタートです。

前日の土曜日は2時間という軽めのメニュー。
29日は都合により午後1時から練習開始。

まずは地獄の? ランニングメニューからスタート。
このメニューを想定した自主トレを、ゲンジを始め4人の1年生は
正月明けに一度体験している。
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/12095392.html

他の1年生はその時は参加しませんでしたが、この4人にはアドバンテージがある。
まずは5キロのランニングで身体を慣らす。

到着した場所は陽当りが良い場所で雪はない。
なだらかな坂道でもあり、ここでの短距離ダッシュは結構ハード。

そこで200mダッシュが10本。100mダッシュが10本。
50mダッシュが10本。塁間ダッシュが10本。昨年と同じ本数でした。

途中から選手達の疲労もピークに差し掛かる。
体験参加の6年生は、自分のペースで行うよう監督から指示がある。
6年生はしばらくは、本数を少なめにして少しづつ慣らして行く予定。

だが1年生と2年生には容赦はない。
あまりチンタラと走っていると、後半のサーキットトレーニングで罰ゲームがある^^

実質この日が初日のせいか、ペースが上がらないのは仕方がないか?
なんとか上記のダッシュを終えて、今度は帰路のマラソン5キロ。

これは全選手の競争になります。順位は記録簿に残されますので、
選手も手抜きは出来ない。行きの5キロに加え、ダッシュをした後だけに、
この帰りの5キロは正念場。さてどうなるか?

クルマの通りは少ない道ですが、それでも念のために大人達が要所で見守る。
私も選手達のスタートを見届け、中間地点へクルマで先回り。

さて順位ですが、私と一緒に自主トレした4人がトップ集団で通過しました!
15人程いる2年生達は、誰もこの集団には入っていない。

全員が通過した後に、ゴール地点で待ち構えていましたが、
例のF君がトップでゴール。僅差の2位はゲンジが入り、
少し遅れて残りの2人が揃ってゴール!

驚きの1〜4位独占で決めてくれました!^^

少し間が空いて5位以下が続々とゴール。リタイアは無し。

監督も1年生が上位独占したのを受け、まずは該当選手を褒め称えてくれました。
F君とゲンジも、恥ずかしそうな顔でニコニコしてました。

そして監督の表情は一転し、2年生達にカミナリが落ちた・・・
『お前達! 1年生に負けて悔しくないのか!!』

こうした事が契機になり、2年生達の闘争本能に火が付けばしめたもの。
これでチーム内の争いも熾烈になれば、全体のレベルも上がる。

それにしても4人はよく頑張りましたし、こちらの思惑通りに事が進み、
なんだか面白かったです^^ やはり自主トレが効きましたかね?

私も面目をほどこした気持ちでして、大いに気分が良かったです^^
この調子で次の土曜日も、上位独占と行きたいところです!

この後は休憩後の室内でトレーニング。
真冬とはいえ、びっしりと汗をかいた一日でした。

こうした練習が春まで続きます。外でボールが握れる頃には、
選手達も一段と逞しくなっている事でしょう。

2006年01月29日

クラブチーム始動

1月28日の土曜日、2006年のクラブチーム活動が始まりました。
約2ヶ月弱のオフ期間を終え、新たなスタートです。

昨年からのメンバーに加え、6年生の入団希望者も参加。
欠席者は無く、皆が揃って顔合わせ。

初日は室内で柔軟系と軽いサーキットトレーニングを2時間。
まずは鈍った身体をほぐす程度か?

その後は場所を移動して新年会を行いました。

選手と保護者が一同に介し、和やかな雰囲気で行われる。
監督の挨拶では、選手達も神妙な顔つき。
幾つか大会がありますが、昨年は3位が2回。

今年はそれを上回る成績を! と檄が飛ぶ。

続いて選手が一人づつ今年の抱負を発表する。
主将から順にまずは2年生達が各々の目標を述べていく。

だがだんだんと皆が同じような事しか言わなくなってきた^^
『頑張って優勝を目指したい』 『ヒットをたくさん打ちたい』
『レギュラーを獲りたい』 『沢山練習して上手になりたい』

これらが代表的でしたね。まぁ似たような目標になるのは仕方ないでしょう。
こういう時、あまり奇抜な事を言うのも変かもしれません^^

2年生が言い終わった後、今度は1年生の番。
トップはゲンジからでした。
親として、どんな事を皆の前で言うのか? ちょっと注目でした。


『どこを守っても、エラーをしないよう頑張ります』


これがゲンジの今年の抱負でした。
守備の事に言及したのは、ここまででゲンジが初めて。
意表を突いたのか、他と同じでは芸が無いので変えたのか?
どちらにしろ、私は良い抱負だと思いました^^

地味な抱負かもしれませんが、敢えて打撃面ではなく、
守備の事を気にしているのは評価してもいいかもしれない。

6月まではファーストで7割。キャッチャーで3割位の比率で出場だろう。
部活ではこれに外野でも出番がありそう。

7月からの新チームではファーストは他の選手に任せて、
キャッチャーが8割。残りがピッチャーが予想される。

そうした事を念頭に置き、前述の目標になったのかもしれません。

以降は大人は大人、子供は子供で会話が弾み新年会が続きました。
29日の練習からは、過酷なランニングメニューが待ち構えている。

さて皆の身体がどこまで仕上がっているか? 大いに見ものです^^

2006年01月28日

ファーストの重要性

昨日のエントリー http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/12334403.html
でファーストについて少し記述したところ、コメント欄で反響がありましたので、
本日 取り上げてみる事にします。

ゲンジは現在、ファーストがメインのポジションです。

野球のポジションは9つ。どれも重要だと思います。
重要なのですが、優先順位をつけるとしたらどうでしょう?

ピッチャーとキャッチャーは「野球の華」。 と言われる方もいます。
確かにそうかもしれません。俗に言うバッテリーですね。
バッテリーは別格として、残りの7つをどう選手を配置するか?

サードはファイター。センターは外野の要。ライトは強肩。
ショートは一番センスがある子。セカンドは内野の司令塔。などなど・・

ポジション毎にその特徴や適正を意味した言葉や、先入観があったりするものです。
ではファーストはどうでしょう?

実はこのファーストを重要視する指導者と、軽視する指導者がおられます。
これだけ評価が割れるポジションは、ファーストとライトでしょうか?

『ファーストはボールを捕るだけだから、誰でも出来る。』
こうハッキリと言われる方が、私の身近にも何人かおられました。
はたしてそうでしょうか?

例えばバッテリーが念入りに配球し、低めの球を丁寧に使って、
打者を内野ゴロに打ち取ります。内野手もそのゴロを綺麗に捕球しファーストへ送球。

しかしその送球をファーストが捕球出来なければ、そこまでの苦労は台無し。
全てが水の泡となってしまう。

つまりファーストの役割の多くは、内野ゴロの捕球役。
ここがボロボロだと他の野手から信頼を得る事が出来ません。

また内野手が毎回「ストライク」を投げてくるとは限らない。

高くはずれた送球や、ハーフバウンドにショートバウンド。
それらが前後左右に飛んできます。
それらの送球を、いちいち後ろへ逸らしていたら、ファーストは務まりません。

これに投手の牽制球を受ける役目があったり、
こうしてみるとファーストも、案外バカに出来ないポジションです。

子供の野球ですと、この当たり前のような「捕球」が結構難しいのかもしれません。
とくに低学年ではそれが顕著に出る傾向があります。

プロではファーストは強打者の指定席的ポジション。
基本的な動きさえ身に付けてしまえば、
ファーストは守備の負担が幾らか少ないのでしょうか?

ファーストに対する扱い。ここは指導者の考え方が出る部分かもしれません。
posted by ドラ夫 at 00:35| Comment(34) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月26日

不協和音の兆し・・

前回の続きです。

2003年6月


『ゲンジはピッチャー向きじゃないよね。あれは考え直したほうがいい。』

この言葉を発したのは新加入のKコーチ。

ピッチャーとして、イマイチ結果を出せないでいたゲンジですから、
こうした発言が出るのも、ある意味で当然なのかもしれない。
ただそれは、「今から思えば」 という事でして、当時の私は冷静にはなれませんでした。

選手が整列し、挨拶をして練習終了。
皆が帰り支度をしている時、私はKコーチのもとへ歩み寄る。

『Kさん ゲンジの父のドラ夫です。今後ともよろしく。』
『これはどうも。Kです。こちらこそよろしく』

『Kさん? 貴方は先程、ゲンジがピッチャー向きではないと仰いましたが、一体どの点が向いていないのでしょうか? 練習方の参考にしたいので、是非ともご教示いただきたい。』

私は冷静な表情でお尋ねしたのですが、監督が私の殺気を感じたのか、
この話し合いの中に入ってこられた。

『Kさん。ゲンジに投手を勧めたのは私です。私が見るところ球威の件はともかく、他は取り立てて不都合があるようには思えません。ピッチャー向きというのは、技術の事ではなく、気持ちの部分の事ですか?』

前回お話したように、監督からみてこのKコーチは学生時代の先輩。
チームでは自分が監督だが、それ以外のところでは相手が上。微妙な立場だ。

Kさんは少し困ったような顔をしたが、持論を述べられはじめた。

『言い方に語弊があったかもしれません。その点はお詫びします。』
『ゲンジの投手は可も無く不可もない。という印象です。コントロールは並よりは上なのは認めます。でも絶妙とまでは言えない。』

『球威は監督も認めておられるように劣っていますよね。言わば投手としての魅力が少ないのです。それならば、多少は荒削りでも速い球、もしくは重い球を投げる子を試し育てたい。私はそのような気持ちでいます。』

『その速くて重い球を投げれそうな子。チームに見当たりますか?』 と監督。

『2人程、目星をつけてます。それとこれが一番の理由ですが、ポジションの適正を見直したほうがいい。とくにファースト。あれだけポロポロとボールを弾いたら試合にならない。』

ファーストはチームで一番背丈のある子を起用していたが、腰から下へくる送球は、
ほとんどキャッチする事が出来ないでいた。言わばチームの穴。
しかもそのファーストの子が、Kコーチのピッチャー構想の中の一人。


ここまでのやり取りを聞いていた私は、今後の育成面について質問した。

『冬の間、ピッチャー関連の自主トレはそれなりにこなしましたが、今後はどういう方向で育てたらいいでしょうか? なにか良いアドバイスをお願いします。』

『とにかく球威のアップを目指しましょう。下半身を鍛えるランニングを増やしてください』

私は今後の目標が明確になり、気持ちもすっきりしました。
課題を与えられた訳ですから、後はそれに向って行動するのみ。

ところが監督は違う方向で物事を考えていた。

『Kさん。取り敢えず次の試合はゲンジを先発させます。それとファーストは固定の気持ちでいます。今は下手でも、練習で向上させたい。ここがダメだから別のポジション。そんな指導では選手は伸びない。そう思いませんか?』

Kコーチの意見とは真っ向から対立する監督の発言。
私はこの時、激しい胸騒ぎに見舞われた。

続きは後日。

2006年01月25日

3年生の志望校

クラブチームを卒団した3年生達。
高校受験を間近に控えていますが、大まかな志望校が決まりました。

強豪私学へのセレクション合格者は1名。
しかしその合格者は結局は一般の県立校へ受験を決めました。

随分と悩んだようですが、決め手になったのは
『試合に出れる学校』 という部分だそうです。

その私学なら、場合によっては甲子園も狙えます。
ただ、チームは甲子園へ仮に出場出来たとしても、
そのベンチ入りメンバーに入れる保証はありません。

そこは部員数も大所帯。何人かは県外からの野球留学者もいます。
当然 競争は熾烈。ベンチ入りメンバーに入るのは至難の業でしょう。

前述の選手は、どうやらその部分で尻込みをしてしまったのか?

でもこうした考え方も有りかな? と最近は思います。
強豪校で一度も公式戦を体験せず、高校生活を終えるか、
一般校で試合に出るのを選ぶか? 本人と周囲の気持ち次第でしょうか。

チャレンジ精神からすると、強豪校で挑戦してほしいのですが、
現実問題として捉えるなら、悩ましい選択ですよね。

『甲子園』という目標は皆が持つものとは思います。
でもその思い入れの強弱は個人差がありますよね。

選手の能力にも関係してきますし、最悪の事を覚悟の上で飛び込むのか?
甲子園は望めなくても、純粋に「野球」をする環境を選ぶのか?

口で言うのは簡単ですが、その子は相当悩んだ事と思います。
その決断を とやかく言うつもりはありません。

うちも近い将来、こうした選択に悩むでしょうが、
親としての希望を言わせてもらうなら、
ゲンジには試合に出れそうな学校に進んでほしい。

自分の技術レベルに応じた学校。という意味です。
背伸びをしてまで、甲子園には拘ってほしくないです。

ちょっと消極的な考えかもしれませんが、これが私の今の本音です。
私も違う競技ですが、高校時代は部活に明け暮れていました。
ですから そうした部分の悲喜は色々と目の当たりにしてきましたから。

ゲンジがどう考えているか? まだ先の話ですからハッキリしませんが、
その場になったらアドバイスしようと思ってます。

他の卒団生もほとんどは県立。しかもほぼ全員が野球部に入るとの事。
これは嬉しいですね。 高校でも存分に暴れてほしいものです。

まだ受験が終わっていませんから、ちょっと早いかもしれませんが^^
posted by ドラ夫 at 23:49| Comment(27) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

バッセンでコーチと遭遇

今夜は帰宅後バッセンへ出掛けました。
いつものように右打席と左打席、様々な速度で打たせてます。

以前は私がコインを渡す度に、速度を指定したものですが、
最近はゲージ選択はゲンジの意思に任せています。

もう親があれこれと指図するレベルではなく、ゲンジなりの考えを尊重したい。
過去に何度かお伝えした左打ちの件ですが、今月の初旬は少しスランプ気味でした。

左も慣れてきたせいか、右と同じような小細工を試みようとしたんですが、
やはり技術が追いつかないようでして、少しばかり苦労をしておりました^^

でも最近は自分の中で何かを掴んだのか、流し打ちや強いゴロ打ちも、
少しづつモノにしつつある雰囲気。

右の時は私も気付いた部分があればアドバイスをするのですが、
左に関しては何も言いません。本人も試合では右で行く事を決めていますから、
左は自由に振らせています。

そんな感じで今夜も左打ちを続けていたんですが・・・

『ドラ夫さん、これは一体どういう事ですか?!』
背後から聞き慣れた声が・・

その人はクラブチームのヘッドコーチ。
チームでは外野の守備コーチも兼ねていて、打順を決める時も監督の参謀役。

『いや、オフだから練習の一環として左も振らせているんだよ。』と私が返答。

『ゲンジは右の大砲として期待しているんだから、変な事を教えないでよ(笑)』
と冗談を申されて、しばし一緒にゲンジの振りを見守る。


コーチはその後ずっと無言で見守っている。一通り見定めると大きな声で、

『面白い! これはイケルぞ!』


『飛距離はむしろ右より飛びそうだし、これは試す価値がありそうだな!』
と、すっかり興奮されておられる。

『それがアカンのやわ。ゲンジは頑に左打ちを試合では拒否しよる・・』と私。

『何でですか? ほんならなんでこうして左打ちを・・』 

コーチには前回ブログに書いたように、ゲンジの考え方を説明した。
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/10591867.html

だがコーチは納得しない。ゲージから出てきたゲンジを掴まえて、
興奮気味に『ゲンジ! 左で試合を打ってみろ!』

だがゲンジは笑いながらヤンワリと拒否。
予想された返答といえばそうかもしれない。

『どうしてや? 自信が無いんか? ほんなもん慣れれば問題ないぞ』とコーチ。

ゲンジが苦笑いを浮かべていると、
『それなら気楽に打てるよう、打順は9番にしたる。それならええやろ?』

このとき私は なるほど! と思いました。
下位なら確かに気楽というか、打てなくても自分の中で納得出来るかも?
という想いが頭に浮かんだのです。 これならゲンジも「ウン」と言うかも?

ところがゲンジは毅然とした態度でこう言った。
『9番で左を試すより、僕は右で4番を目指したい。そのつもりでいつも練習してます。』

昨年は1年生ながら、5番で何度かスタメンに入ったゲンジ。
4番は2年生で不動の選手がいる。
その選手に真っ向から挑もうとする気概を、ここまで持っているとは。

同時に自分の軽率な考えを恥じてしまう。
当の本人は驕る部分が無いのに、親の自分が踊らされてどうする?

コーチもようやく納得してくれたが、最後にこう言ってくれました。

『ゲンジ、余計な事を言って悪かった。でもこの練習はこのまま続けて、いつか左でもクリンアップを打てるような結果を目指してくれ。』

これを聞いたゲンジも、また笑顔が戻りました。

この後もまだ打つ予定だったので、コーチは先に帰りましたが、
帰り際にこちらに一言。
『ドラ夫さん、ゲンジは相変わらずの頑固者ですなぁ(笑)』

まだ12歳で風貌も子供の名残りがありますが、
考え方はどんどん大人に近づきつつありますね。

嬉しい気持ちと寂しい気持ち、なんだか半々です(^^;

2006年01月23日

合併の申し入れ

今月28日から始動する中学クラブチームですが、
学童野球のほうは一足早く、21日の土曜日から今年の活動がスタートしました。

私も途中からですが顔を出し、チームスタッフと顔合わせ。
皆が顔見知りの間柄なので、世間話で盛り上がる。

すると新しい事務局長が神妙な顔つきで話し始めた。

実は非公式ながら、隣接する他のチームから合併話を持ちかけられたとの事。

私の居住する自治体は、「昭和の大合併」で昭和30年代に複数の村々が合併して出来た市。
小学校は当時の旧村域の学校がそのまま現在まで存続。
児童の配分も旧村からの流れがそのまま受け継がれている。

ところが先日にお話したように、人口増加地区と過疎化傾向にある地区の
二極化が進み、市の教育委員会も児童配分の見直しを検討する事に。

集落によっては、昔でいう「隣村」の学校へ通う事も起こってきます。
そうなると、学童野球のチーム構成もどうするのか? という問題が生じてきます。

前述のチーム合併申し入れも、そうした事が視野に入っているのは想像がつく。
だがこの申し入れ、我がチームからすると不謹慎な言い方ですが、
面倒というか厄介な問題でもあります。

我がチームは現在の所は部員不足という問題は抱えていません。
ただここ数年は減少傾向にあるのは確かでして、今年も今の所は16人。
毎年3月から4月に新規メンバーが入ってきますから、もう少し増えるでしょう。

ただゲンジが所属していた頃に比べると、相当減ってはいますが。

申し入れをしてきたチームも、今年はメンバー数は安泰。
しかし先を見越し、早いうちに合併をしたらどうか? という事のようです。

『それでどう返答したんですか?』 と聞くと、
『一応 非公式の打診なので、検討しますとしか言えなかった』 と事務局長。

『そんなん断れ!うちは合併なんかせんでもやっていけるわい!』と、あるお父さん。

『でもなぁ、今はええかもしれませんけど、先々の事はどうなるか?・・』
『うちだって来年・再来年は部員不足になる懸念もありまっせ・・』

確かにそうかもしれない。今は安泰でも先の事は解らない。
早めに手を打つのも有りかもしれないが、双方共に現状はメンバーが揃っている。
選手起用や指導者の問題、それと運営面をどうするか? 課題は多い。

それと仮に合併するにしても、その合併の仕方も紛糾しそう。

チーム名をこちらの名前で残し、相手の選手だけを受け入れる「吸収合併」か、
チーム名を新しくして、運営も双方で行う「対等合併」か?

この事を私が指摘すると・・

『そんなもん、吸収が妥当や! 対等なんて有り得んわい!』
と、先程のお父さんが早くも興奮気味。。。

現実問題として、吸収合併は現状では相手も受け入れないだろう。
相手にもメンツがあるし、今は別に運営が行き詰っている訳でもないのだから。

双方のチームに、それぞれ歴史と伝統がある。
それらを全て取り壊し、新たなスタートを切るには相当なエネルギーが必要だろう。

ただ私が思うに、遠からず我がチームも単独での運営が困難になる時が、
いずれやってくるのでは? という心配を持ってます。

その時になって慌てるのか、事前に手を打っておくのか?

我が家はもう学童チームは卒団していますが、OBとして無関心ではいられません。
この問題、次の保護者総会で議題になるようです。

ゲンジと私が袖を通したユニフォームが、ひょっとしたら変わるかもしれません。
でもどんな形にせよ、チームの存続が一番大事ですね。

2006年01月22日

ロードワーク

オフシーズン中のクラブチームですが、いよいよ今月28日の土曜日から始動です。

雪の状況にもよりますが、大体3月の中旬位までは、
外でのランニングと、体育館でのサーキットトレーニングがメイン。

実際にボールを握った練習が出来るまでは、こうした体力作りメニューが主となります。
そこで今日の自主トレは、この体力作りを想定したメニューにしました。

メンバーは先週と同じくゲンジの同級生達。
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/11747211.html

自主トレ期間中は、なるべくボールを使った練習を優先してきました。
チーム練習がどうしても体力メニューになりますので、
同じ内容の自主トレでは、芸が無いと思いまして。

まぁこの辺りの考え方は様々ですから、賛否も有るとは思いますが。
しかし今日は来週のトレーニングを想定しました。

昨年の今頃のチームメニューは判っていますので、
今年も同様のメニューになる事が予想されます。その内容と言いますと。

グランドが雪の為に凍結状態。そこでまずは外でのロードワークになります。
陽あたりが良く、クルマの通りが少ない道を片道5キロほどランニング。

5キロ先のその場所は、適度な坂道がある所。
そこで200mダッシュが10本。100mダッシュが10本。
50mダッシュが10本。塁間ダッシュが10本。以上のダッシュを行う。

その後はクロスステップやサイドステップを流し気味に行い、
最後は来た道をまたランニングして帰る。
この帰りの5キロは順位を競争。

ここまでがロードワークのメニュー内容です。
これは結構ハードな内容だと思うのですがどうでしょうか?
チームによっては、もっと量の多い所もあるでしょうが。

昨年はいきなりこのメニューをやらされた6年生、
最後の5キロは走れませんでした(^^;
2日目は頑張って走り、ゲンジは先輩達に混ざって6位でフィニッシュ。

さて今年の6年生はこのメニューについてこられるか?

そんな訳で、今日はこれと同じメニューをさせてみました。
ここで一度体験しておけば、来週の練習では幾分有利かな? と思いまして。

ところがダッシュに入るとさすがに皆が疲れ気味の表情。
そこで本数を半分に減らしてみる事に。
身体を慣れさせる意味合いのほうが強いので、今日は無理をさせない事に。

でも1年前を振り返ると、皆 身体能力が格段に伸びていますね。
身体が成長する時期ですから、当たり前なのかもしれませんが、
やはり1シーズン厳しい練習を耐え抜いてきただけあって、タイムも速くなってます。

クラブの場合、このロードワークの後に室内でのサーキットが待ち構えています。
沢山走った後だけに、この室内トレーニングもキツイ。

もしかしたら、1年を通して冬の練習メニューが一番体力的に厳しいかもしれない。
ここでの貯金が、夏の練習を乗り切る鍵になるだろう。

少しだけ事前準備をした今日の参加者達。
来週は先輩達を出し抜いて、帰りのマラソンでは上位を独占してほしい。
その期待は十分に叶うのでは? と私自身は思ってます。

来週の結果報告、期待してください^^
posted by ドラ夫 at 23:51| Comment(26) | TrackBack(3) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

新コーチの加入

前回の続きです。

2003年6月。

この年最初の公式戦は2連敗スタート。
戦術面やポジションなどで課題も見え、チーム構想の修正も浮かんだ。

その後に練習試合を幾つか組んだが、目立った成果も見られず、結果も敗戦の連続。
ゲンジも2試合ほど登板しましたが、好投はなし。

家での自主トレに加え、監督・コーチもあれこれフォームを指導するも、
成果は逆の方向に出てしまう。持ち前のコントロールが狂いはじめてしまった。

速い球を投げる事に意識が行ってしまったのか、全体のバランスが崩れた感じ。
元々ボールが速くないのに、コントロールまで乱れてしまうと、
持ち味が一つも無い事になる。

だが当時は後戻りが出来ないというか、長所の部分を軽視したのかもしれない。
それだけこちらに余裕が無かったのだろう。

もう一人のピッチャーであるC君も伸び悩んでいた。
あれから練習試合に登板するも、こちらもゲンジと同じくパッとしない。
こちらはボールにスピードがあるものの、コントロールが定まらない。

ゲンジとは逆のパターン。二人の長所を合わせるとグッドなのですが。

他のポジションも幾つかのパターンを試したが、これも中途半端。
思えば監督もこの頃は、あれこれ悩みながらの采配だったと思う。

Bチームなので公式戦は少ないものの、可能な大会はAチームとのアベック出場。
その大会が迫った2003年6月。 チームスタッフに動きがあった。

新たにヘッドコーチ格として、Kコーチがチームに加わる事に。
このKコーチ、実はゲンジのチームメイトのお父さん。
しかも3年前までこのチームの監督を務めていた。

Kコーチには息子が二人おり、長男が学童野球に在籍していた時の監督。
その後は親子揃って中学部へ行かれ、長男がクラブを引退したので、
今度は次男のチームへ。 という流れでした。

当地ではこうした保護者監督・コーチが普通でして、子供と共に動くと言う事は、
なんの違和感もなく行われているのが現状です。

そしてこのKコーチは、我がチームの監督の学生時代の先輩にあたります。
つまり肩書きはヘッドコーチですが、「裏の監督」 と言う人も出るくらいでした。

「元監督」の経歴を持ち、更には学生時代の先輩。
こうした人がコーチに加わるのは、現監督もやりにくい部分があったかもしれない。

だがKコーチの指導力には定評があったので、
周囲は低迷するチームの建て直しに期待を寄せていた。

そのKコーチが初めて練習に顔を出した。他のコーチと色々と打ち合わせ。
その時ドラ夫は当番で練習の手伝いをしていた。

Kコーチは現チームの保護者の事を把握出来ていない。
初対面の人ばかりと言っても過言ではない。

それまでずっと長男の野球に関わってきた人なので、
実はこちらも顔を見たのはこの日が初めて。
当然、こちらの事もKさんは知らない。

練習終了間際に、次の言葉がこちらの耳に入ってきた。

『ゲンジはピッチャー向きじゃないよね。あれは考え直したほうがいい。』

続きは後日。

2006年01月19日

夫婦での温度差

昨夜は帰宅後、いつものようにブログの更新をしようとしたのですが、

些細な事で妻と口論になってしまい、投稿が出来ませんでした。。。

口論の原因はゲンジの自主トレに関してです。

うちは風呂上りに10分位の柔軟系のトレーニングをしているのですが、

そこで色々とありまして、意見を交わすうちに平行線。


以前にも書きましたが、うちの妻はこうした自主錬には否定的な考えです。

理由を挙げますと沢山ありすぎて書けません(^^;

まぁ勉強の部分とか、「何もそこまで? 必要ないよ」といった感じですかね。

私が一生懸命 のめり込むのが気に入らないのでしょうか?

折角本人も近頃は自覚も生まれ、良い方向に動きだしているだけに、

こうした妻の横槍には閉口してしまいます。

子供の野球に関する夫婦の考え方の相違、どこの家庭でもあるんですかね?

父母共に、熱い家庭は稀なのでしょうか?

とにかく、うちの妻には困ったものです。
posted by ドラ夫 at 07:51| Comment(35) | TrackBack(1) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

今年のメインバット

ルイスビル・スラッガー

Scandium XS Air



tpx205-200.png



今年はこれを使います。
ルイスビル・スラッガーの Scandium XS Airです。

ゲンジは昨年、使途に応じて3つのバットを使い分けていました。
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/2640626.html

7月の新チーム始動以降は、アルミのバットはあまり使わず、
練習とバッセンでは木製、試合ではビヨンド。というパターンが定着しました。

ところが本年は、以前にお話したビヨンド問題↓
http://syounenyakyu20.seesaa.net/article/6600670.html

結局、部活の試合では使用可能。クラブチームの試合は、
当地の連盟によるローカルルールで使用不可。という方向で固まったようです。
まだ正式通達はありませんが、どうやら決まりでしょう。

そこで我が家ではビヨンドに見切りをつけ、新たな試合用バットを購入する事に。
あれこれ検討し、最終的に私が決めたのが画像のルイスビル・スラッガー。

道具に頼る訳ではないですが、少しでも恩恵を受けられる物がいい。
というのが私の考え。ですから練習では敢えて木製で打たせ、試合では『結果』を出す。

ビヨンドに代表される、『飛ぶバット』は軟式野球界に革命をもたらしました。
手で触ると柔らかいという、従来では考えられない発想から作られたバットは、
大ヒットとなりましたね。 うちもすぐにそのブームに乗っかりました^^

ところが飛び過ぎるがために、今回のような規制(当地だけです。念のため)

だが各メーカーも様々なアイデアで商品を開発しています。
今回魅力に感じたのはこれです。↓



airchamber.jpg



この画像では少し判り難いと思いますが、黄色の部分に窒素が入ってます。
見た目は普通の金属バットなのですが、
この窒素を30気圧に充填したパックが、バットの芯の部分に内蔵されています。

ボールの衝撃をこのパックに集中させることにより、トランポリン効果が得られ、
ボールが遠くに飛ぶ。 と言うのがメーカーの宣伝文句です。

それにしても、次から次へとよく考えるものです^^
そうした事に踊らされている自分がここにいますが。。。

スペックは84cmの760g ミドルバランスです。

購入したばかりなので、まだ実際には打っていません。
バッセンでは使いたくないので、春にならないと打てませんね。

私のバットなら、平気でバッセンで使いますが、
ゲンジはそれは嫌だと言いますので、私も無理には言いません。

所有していたビヨンドは、私の知り合いに譲りました。

実は今回のバット購入で、ゲンジも軟式への気持ちを新たにしました。
先日にお話した硬式への想いも、これで踏ん切りがついた事でしょう。

このバットで多くのヒットを放ってほしいものです。

posted by ドラ夫 at 23:19| Comment(26) | TrackBack(0) | 野球道具について | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

バッティングセンターでの光景

今夜ゲンジを連れてバッセンに行ってきました。

今は寒いせいか、シーズン中に比べると比較的空いています。
駐車場にクルマを停め、外へ出ると何やら怒鳴り声が・・・

ゲンジと顔を見合わせ、互いに??という顔をしてしまう。
その怒鳴り声は、明らかにバッセンの中から聞こえてくる。

低速のゲージには一組の親子連れが陣取っていました。
私達親子が入店するまでは、その親子連れの貸切状態だった模様。

だが私達が入店しても、その怒鳴り声が止まる事はなかった。

打っている子は小学校の3年生位でしょうか。
父親は35歳位の感じ。初めて見るお客です。

とにかくその父親、粗暴な感じで息子を叱りまくる。
いつも物事には比較的動じないゲンジも、そちらの様子が気になって仕方ない感じ。

『バカー!! そんな振り方でバットに当るかー! ドアホ!!』
『何回言ったら解るんじゃ! それは違うと言っとるやろ! ボケ!』

とまぁこんな感じで、罵詈雑言を並べ立てている。。。

気の毒なのはその息子さん。眼に涙を浮かべながら、ついでに鼻水もスゴイ。
メソメソしながらバットを振っている。
見ているほうが可哀想なほどです。

私はゲンジにコインを渡すと、ゲンジの事はそっちのけで、
その親子のやり取りを遠目から見守る事に。

そのお父さん、一目野球の経験が無い感じがした。
助言を聞いていると判るものです。言っている事が支離滅裂。
時折身振り手振りでアドバイスをしているが、伝えたい事に一貫性が無い。

挙句に前述のような罵りに終始している。
息子さんのほう、確かに基本的なバットの振り方が出来ていない。

こうした子に、あれこれ怒鳴っても始まらないと思う。
怒鳴る前にする事があるだろう。怒鳴って子供を泣かし、
それでヒットが出るなら苦労はしない。

それがその家庭の教育方針なのかもしれないが、
これでは子供が野球を嫌いになってしまうでしょう。

そのお父さん、子供が泣いていて とても打てる状態ではないのに、
懲りずにコインを投入。そしてまた怒鳴りちらしている。

怒鳴っている方はそれが『子供の為』 と思っているのなら、それは大きな間違いだ。
怒ると叱るの違いもありますが、本件の場合、「何故打てないか?」
これが出発点です。 この子がここまでどんな指導を受けてきたか?
私には知る由もありませんが、少なくともこの段階では、怒鳴る前にする事がある。

親は怒鳴る事で満足かもしれませんが、これでは子供はたまったものではありません。

思えばゲンジも、一番最初の頃は全く打てませんでした。
チーム練習や試合中で、何度も張り倒してやりたいと思った事もあります。

でもさすがに、今回のお父さんのような行動までは思いつきもしません。
自分の子供だから全てが許されるのでしょうか? そうは思いたくありません。

この息子さんが、野球を嫌いにならない事を願うばかりです。


追記・・ 時には怒鳴るのも有りだとは思います。でもバッセンでのこうした対応には疑問を感じました。
posted by ドラ夫 at 23:03| Comment(33) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

友人同士で自主トレ

昨日の雨とはうって変わり、本日は快晴。
しかも1月とは思えない暖かな陽気。

今日はゲンジとその友人を連れて、自主トレを行いました。

気温が高いとはいえ、外には雪が残ってます。
そこでクルマで1時間程離れた場所へ移動する事に。

そこは雪もこちらよりは少なく、野球が出来る広さではありませんが、
トレーニングには十分な広さがあります。

本当は自宅近くでいつものように、親子2人で練習予定だったのです。
ところがゲンジがチームメイトにその話をした所、自分も参加したいとの事。
先日ここで紹介したF君です。

どうせなら他の1年生も誘ってみよう! という事になり、
投手候補の子と外野の子、そしてF君の3名が来る事に。
ゲンジをいれて4人で自主錬をする事になりました。

私が引率と指導を担当。いつも2人でやるメニューですと、
何かと制約があるものですが、4人なら色んなパターンが組めそうです。

準備運動を念入りに行い、実戦を想定した練習に力をいれました。

投手と捕手、そしてセカンド志望の子がいますから、外野の子にランナー役を頼み、
牽制関連と盗塁を刺す練習からスタート。

ゲンジが捕手でF君がセカンド。コンビネーションの確認をしつつ取り組みました。
F君と投手の子も、とても楽しそうに練習していました。

ゲンジにとっても、いつもの私との練習とは違いますので、
新鮮な気持ちだったかもしれません。

次は外野からバックセカン・バックサード・バックホームの練習。
そしてバント練習やピッチング練習、簡単なノックをして終了。
気が付いたら3時間が経過してました。

皆、時間の事は忘れて集中して練習が出来ました。
帰り道の途中、ファーストフード店でオヤツタイム。
食べながら今日の反省や良かったと思う事など、色んな話をして過ごしました。

車中では中学生らしく、ゲームの話や先生の悪口で盛り上がってましたね^^
各人を自宅に送り届けて帰宅。 その後室内で30分ほど素振りをして夕飯になりました。

人数が増えると、より実戦に近い練習が組めるのがいいですね。
それに参加した子達は、休みにも関わらず自分から率先して参加してきました。
その心構えはとても良い事だと思ってます。

今月末の週末からクラブチームの始動。部活も2月から放課後活動が再開。
つかの間のオフかもしれませんが、一部の選手の意欲がこちらにも伝わってきます。

こうしたチーム仲間同士の自主トレも、色んな意味で有意義だと思いました。
仲間同士が切磋琢磨して技術を磨く。互いに良い刺激にもなるでしょう。

機会があれば、またこうした場を設けたいと思ってます。
クラブチームの再開まであと半月です。待ち遠しい気持ちで一杯です!
posted by ドラ夫 at 23:26| Comment(26) | TrackBack(0) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月14日

靴のサイズ

今日は朝から雨模様。

寒冷地の当地では、1月の中旬に雨が降るのは滅多にありません。

予定ではスキーに出掛けるつもりでしたが、雨では滑れません。

午後から買い物に出掛けましたが、そこでゲンジの冬用ブーツを買う事に。

だがサイズ合わせをしていて驚きました。

なんと27センチの物が丁度良いサイズなのです・・・

私が中学生の頃、靴のサイズが27の子はあまりいませんでした。

私は当時27を履いていまして、現在は28.5です。

最近の子供達は足が大きい傾向にあるのでしょうか?

もはや27の靴を履く子供は珍しくありません。

生活スタイルの洋風化も影響しているのかもしれません。

秋に与えたスニーカーも今は少し窮屈のようですから、近いうちに買い足しになりそうです。 
それは安売りの靴なのであまり影響はありませんが、問題はスパイクですね。

そうでなくても昨年だけで3足のスパイクを使ったゲンジ。

一番最近に買った物は9月の下旬ですから、実質二ヶ月しか履いていません。。。

成長期の子供ですから仕方がないですが、妻のボヤキ節も聞こえてきそうです^^

身長は1年前から比較すると丁度10センチ位延びまして、164センチです。

靴のサイズは23.5から27。いかに足が大きくなったか!

着る服もこれに伴い、新しい物にすこしづつ移行。

娘は進学しますし、何かと出費がかさむ我が家ですから、

私も一層仕事に精を出さなければなりません(^^;
posted by ドラ夫 at 23:30| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

自滅

前回の続きです。

2003年4月

満塁本塁打を喫し、ついに得点が動いたこの試合。
相手チームもようやく本領発揮といったところ。

バントで揺さぶられた後の一発。
ここで気持ちを切り替えたいところだが、選手達はどう見てもその余裕は無さそう。

声も無く、元気も無くなってきた感じ。
とくにマウンドのゲンジは普段でも物静か。
こんな場面こそ、自分から声を出してほしいのだが。

この回はまだアウトが取れてないが、幸いランナーは無くなった。
これ以上の得点は与えたくないが、相手はまたもやバントの構え。

守備が不慣れな我がチーム。加えて疲労も重なってきたので、これをやられると正直辛い
相手の弱点に付け込む相手監督の采配は、情け容赦がない。
さすがは優勝候補のチームだと痛感する。

普通は格下相手なら、横綱相撲で勝とうと思うもの。
ましてバント攻撃は普通ならプライドが許さない。
それを敢えて捨てた采配は、勝負に徹する姿勢が強烈に残った。

この回はバントや四球、そしてエラーも重なり見るも無残な状態。
特に内野のエラーが深刻で、ミスの連鎖反応が続く。

ゲンジも四球を出してはヒットを打たれ、もはや修正不可能。
このイニングは結局9失点。
その裏の攻撃も無得点に終わり、ここで時間切れ。

4イニングで0対9 だが3回まではパーフェクトに抑えただけに、
それを褒めるのか? それとも9失点を反省するのか?
攻撃は初回のゲンジの2ベース1本のみ。

この試合結果はある意味で順当に終わったが、課題も多く見つかり、
得る部分も多少はあった。 そもそも勉強の意味での2エントリー。
結果ばかり追求する段階ではなかった頃でした。

試合終了後の反省会で監督が言った。
『途中までは良い試合展開だったけど、最後は自滅だったな。』
『今後2〜3試合の練習試合を組み、ポジションの見直しも考えるからそのつもりで。』

確かにこちらが見ていても、ポジションに疑問符がつく選手が何人かいた。
実戦で経験させてみて、それを指導者が判断する。
選手の適正と周囲との連携。これらを上手く融合させたい。

だがこのポジション変更案が、後々のゲンジに大きな転機をもたらす事になります。
それは親の私がより一層、ゲンジを鍛える事になる序章ともなりました。

続きは後日。

2006年01月11日

どうしても超えられないもの

日曜日にゲンジのチームメイトがうちへ遊びにきました。
クラブチームは現在オフの期間。友達付き合いも大事なことです。

彼の名はF君。今はベンチ入りが微妙な情勢の子です。
彼の今年の目標はその「ベンチ入りメンバーに入る事」 との事。

本職はセカンドですが、ここは2年生選手の定位置となっており、
現在は外野での起用が主。現2年生が引退後は内野の候補ですが、
実はこのポジションは現6年生の有望な子が入団予定。

本人は内野への拘りも当初は持っていましたが、
今は 「試合に出れるならどこのポジションでもいい!」 

実はそのF君は相当な練習熱心なのですが、どうしても結果が伴いません。
チーム練習でもポロポロとボールをこぼしますし、
決してセンスが悪い訳ではないのですが、どうも要領が悪いというか、
指導者からの評価も芳しくないんです。

でも自宅での個人練習は、かなりこなしているようです。
努力に見合った結果が、なかなか出てきません。
私はなんとかしてそのF君をモノにしたいのですが・・・

そのF君が私にこう言いました。
『ドラ夫コーチ、僕はどうしてもベンチメンバーに入りたい! そのためには何をしたらいいですか? 素振りも毎日やってます。でも全然上達しません。下級生には負けたくありません!!』

私は一瞬言葉に詰まりました。
どう返答していいのか、即座に思いつかなかったのです。

私も一応はチームスタッフのハシクレです。自分の指導力の無さを痛感しました。
F君がそこまで考えこんでいたのは、嬉しさと驚きがありましたが、
その前に質問の返答が出来ないのが、我ながら情けない。

前述のように、F君は練習は真面目で自主錬もこなしています。
監督以下の指導方法の問題と、練習のやり方に問題がありそうですが、
このチームのやり方で、目標以上の成果を出している子も存在します。

その差は何か? 個人の能力? それとも指導理論?

F君が帰宅後、あれこれ悩んでいるうちに、ゲンジが追い討ちをかけた。

『ねえパパ? プロに行く人達は、きっともの凄い練習をしているんでしょ?
だから野球が上手になるんだよね? でも僕がそれと同じ練習をしても、僕はとてもプロにはなれないよ。そう思う。これって才能でしょ? 』

・・・・・

私は腹を割って話をしました。

『確かにお前の言うように、プロになる選手は限られている。[これをやれば絶対にプロになれる] という方法は存在しない。でも物事を全てそんな目線で捉えたら、何も出来ないよ。 そうじゃないかな?』

中学生ともなりますと、理想と現実という部分が少しづつ判ってくるのだと思います。
実社会に出ますと、自分が相当苦労して、やっと成し遂げた事を
別の人間がいとも容易に成し遂げてしまう。 なんて事はよくある事です。

《どうしても超えられないもの》 実は私もこれを痛切に感じた事があります。

私が高校時代、格闘技選手だった事はプロフのところに書きましたが、
私は中学3年から高校3年までの4年間、ずっと県で2位でした。
つまり4年連続で決勝で敗れた訳です。

しかもその相手が全て同じ相手・・・

私は結局、一度もその相手を倒す事が出来ませんでした。
彼にはどうしても勝つ事が出来ず、通算で0勝20負 くらいだと思います。

とても悔しい思い出ですが、これをもし他人から、
「それはお前の努力が足らないからだ。」 と言われたらどうでしょうか?
確かに努力が足りなかったかもしれません。でもそれを責められるのは辛いですよね。

ちなみにその彼は、インターハイの個人戦で3位になりました。
運が悪いと言えばそれまでですが、私にとってはどうしても超えられない相手でした。


これを今のF君やゲンジには当てはめたくはありません。
でもなんとも言えないジレンマがあります。

実力だから。 才能だから。 という言葉だけは言いたくないですね。
目標は様々でも、それに向っていく経験をさせないと、
教育という観点からも外れてしまいます。

いずれにしても我々指導する側の人間が、熱意だけは失いたくないものです。
そして一人でも多くの子に、喜びと達成感を体験させたい。

こちらがそのつもりでいませんと、チームは強くなりませんからね^^
posted by ドラ夫 at 23:11| Comment(39) | TrackBack(5) | 技術指導の方針とは? | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

チーム数減少

少し残念な話を耳にしました。

当地の生活圏には、学童軟式の野球チームが50チーム程あったのですが、

そのうちの3チームが部員の減少でチーム存続が危ぶまれているそうです。

これは連盟の審判部に所属するお父さんから聞いた話です。

現6年生が卒業後、9人に満たないとの事。

前述の3チームのうち2つは、過去10年以内に市域で優勝経験もあります。

そうした強豪チームでも、少子化の影響と他のスポーツとの児童の奪い合いで、

チーム運営が苦境に立たされているのが現状です。

それでなくてもここ数年はチーム同士の合併等で、なんとか存続している所もあり、

今回の事は更に深刻な状況を物語っています。

とにかくメンバーが揃わない事には試合に出れませんから、

残った選手の為にも、なんとか善い方法を見出してほしいです。

でも実際の所は厳しいようです。 これらの3つのチームが近いもの同士なら

合併もスムースなのですが、残念ながら離れた場所同士。

また近隣のチームも、他の学校の選手の受け入れには消極的なようです。

連盟も今回の事態を重く見て、緊急の協議を行う模様。

どんな形でもよいから、残った選手が野球を続けられる環境を整えてほしい。


こうしたチームがある一方で、中心部の学校はマンモス化が進んでいます。

児童数も増え、野球チームも団員が多いです。本当に皮肉な事です。

もしかしたら、これらの地域は新チームの発足もあるかもしれません。

それ位、子供の数が増えているのです。 

これを契機に、大規模なチーム再編の幕開けになるかもしれません。

学童チームの場合はどうしても『学校単位』になるので、

今回のような問題が起こってしまう。 枠組みに捉われないチーム運営は

理想かもしれませんが、残る課題も多いかもしれない。

過疎地域と人口増加地域が同居する、当地ならではの問題かもしれません。


2006年01月09日

「チーム選び」 我が家の場合

現在は軟式野球に身を置くゲンジですが、最近はなんとなく硬式への想いもある様子。

小学生から中学生になる時に、どんな環境で野球をするか?
こうした事に関心を寄せる親御さんも多いと思います。

私の生活する地域には、リトルリーグに代表される小学生の硬式チームはありません。
ですからうちの地域の小学生は、野球=軟式になります。

ところが中学の硬式チームは当地の場合は複数存在します。
中学の野球の選択肢として、これらの硬式か、学校の野球部に代表される軟式か?
どちらを選ぶかという問題に直面します。

これらの他に、『軟式クラブ』もあります。
実は当地の場合はこれが一番盛んでして、大多数の子はここに入るのが多いです。


ゲンジが6年生の頃、中学での野球をどうするか?
他の選手やその父兄と、何かにつけて話題になりました。

主力のほとんどは野球を続ける事を表明。
一部の選手は態度を保留。(他の競技へ行く子もいました)

1名のみ、硬式へ進むのを決めた子がいました。
後はゲンジを含めて当初は軟式を選びました。

私も硬式はなんとなく敷居が高い印象があり、また費用面等で親の負担も大きく、
この時は私も軟式に賛成の立場でした。

夏の頃、ある硬式チームのコーチが私を訪ねてきました。
用件はゲンジの進路。是非うちのチームに入れてくれないか?という打診です。

目をつけてくれた事を嬉しく思うも、不安もよぎって心中は複雑。
『一度練習の見学にきてください。』 と申し出を受けゲンジにその事を告げる。

だがゲンジは硬式に興味はなく。「見にいかない」 の一点張り。
本人に気が無いのなら、無理強いをしても仕方がないので、
そのコーチの方には丁重にお断りの連絡をしました。

秋になり、再度コーチが来訪。今度はゲンジを交えての話となり、
せめて一度体験練習を。という事でしたので、日を決めて行く事になりました。

こうした事が重なり、ゲンジも次第に気持ちは硬式へ。
親の私も硬式のほうに魅力を感じ、話はスムースに決まるかに思えた。

ところがゲンジが硬式に行くかも? という噂が仲間内で始まると、
《ゲンジが行くなら俺も行きたい》 と言う子が3人名乗りをあげました。

もしそうなると、この学童チームからは5人が硬式へ進む事になります。
残りが軟式に行くと、軟式は人数的にも戦力的にも、この学年は層が薄くなってしまいます。

この噂が広まると、軟式クラブの会長から「学年で穴が開くのは痛い」
という話がこちらにあった。 軟式側は言わば付き合いも古く顔見知りでもある。

先の3人は、ゲンジと同じチームがいい。という主張なので、
うちが軟式を選べば後の3人も軟式。
ようするに我が家がキャスティングボードを握る事になってしまう。

身の振り方次第では遺恨も残るかもしれない。
でも最終的な判断はゲンジに決めさせました。
『どちらでもいい。自分の好きなように決めろ』

数日悩んだあと、ゲンジが選んだのは軟式でした。

『詳しく言わなくてもいいから、どうして軟式にしたか? それを聞かせてくれ』
と尋ねましたところ、ゲンジの返答は、
『皆が硬式へ行ったら、中学の野球部はどうなる? それを考えたら・・』

この時既に、自分の代は自分が部活を背負う覚悟が出来ていたみたいです。
悔いは無いか? と聞きましたが、黙って頷いていました。

残念な気持ちと、安堵した気持ち。それぞれが交錯して本当に複雑な気持ちでした。
でも進む道が決まって、肩の荷が下りた気もありました。

硬式コーチの方には事情を説明し、正式にお断りを伝えました。
とても残念がっておられましたが、これも仕方がないですね。

結局はこの学年で硬式へ進んだのは1名。後は軟式で今もチームメイトです。

野球をやる環境は、一口では語れないほど様々な事情が存在します。
でも軟式・硬式問わず、良い指導者がいるチームを選びたいですね。
後は本人の気持ちの持ち方でしょうか。

親の関わりもチームによりけりですが、とにかく色んな面で後悔だけは無いようにしたい。

あれから1年。クラブではある程度の実績も残し、今年の6月からは現2年生も引退。
いよいよ自分達の代になります。 

ここで結果を出す事が、この決断の良否を決める鍵になる。
皆で選んだ軟式チーム。皆で良い成績を出せるよう、頑張ってほしいですね。

posted by ドラ夫 at 23:52| Comment(48) | TrackBack(0) | 軟式と硬式 | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

力尽きる

前回の続きです。

2003年4月

相手のバント攻撃に翻弄される我がチーム。
基本的な動きが出来ないでいる。

セカンドは1塁ベースのカバーにも入れず、キャッチャーも指示が出せない。
周囲も声が出なくなり、マウンドのゲンジも疲労が色濃い。

連続バントで無死1・2塁のピンチ。
ここで監督がタイムをとってマウンドへ。
即席で守備体系の指示を出した模様。

選手達も丁度よい間合いとなった。
この前年に、こうした戦い方を仕掛けるチームとの対戦はなく、
この試合に向けての練習でも、バント対策はしていない。

言わばブッツケ本番状態となる。このピンチを乗り切ってほしいが・・

バッターは3番。ここでもバントの構え。
セットポジションのゲンジ、第1球を投げる。

相手はバットを引いて判定はボール。
続く2球目も同じパターンでボールが先行。

相手は疲れの見え始めたゲンジに対し、待球作戦に来た。
3球目もボールでノースリー。 ストライクが入らなくなってきた。
結局このバッターはストレートのフォアボール。無死満塁となる。

「打たれてもいい! ストライクを投げろーー!」
といきりだつ応援の父兄。 
「それが簡単に出来れば苦労せんわ・・」 とこちらもいつもの台詞を小声でポツリ。

一方沈黙気味だった相手ベンチ、今は押せ押せムード。

『ピッチ ストライク入らねーぞ! 儲け儲け!!』
『打てるぞ! 打てる! 球は遅せーぞ!!』

続く打者は4番。最初の打席ではゲンジに3球三振に仕留められている。
そのせいか、天を突き破るような雄叫びをあげて、気合十分で打席に入った。

初球は明らかなボール球。これで5球連続ストライクが入らない。
相手ベンチの選手も大ブーイングと共に、強烈なヤジが飛んだ。

ゲンジも肩で息をしている。緊迫した展開で、こちらも正視するのが辛い。
そして2球目。 スッ と真ん中にボールが来た。
力のないボールはド真ん中へ吸い寄せられる。

バッターはフルスイング! 快音と共に打球はレフトの頭上を越えた。

満塁ランニングホームラン。
これで0対4 ついに均衡が破れた。

意気上がる相手応援団とは対照的に、タメ息交じりの我が陣営。
選手達も無言だが、ゲンジは意外にもサバサバした表情。

顔を見る限り、まだ行けそうな雰囲気だ。
実際ゲンジはこの試合を最後まで投げ通す。

だが相手の攻撃はとどまる事がなかった。

続きは後日。

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