2005年12月01日

初完投勝利

前回の続きです。

2003年4月

4点リードの4回の守り。
3連続四死球の後に2塁打を浴びて1点差。
マウンドのゲンジはガックリとした表情。

尚も無死2塁のピンチ。続くバッターにも四球を出し、この回4個目。
『もう交代させてくれ!』 と心の中で叫びたくなった。
投手の親はある意味で辛い。この事をまざまざと思いしらされた。

3回まではコントロールも良かったが、この回に突然乱れたのは、
この日が初登板というのを差し引いても、スタミナ不足が明白。
それに投手としての精神力にも、まだまだ不安があるという事。

1点差に追い上げられて、尚ピンチ。
だが監督は動く気配なし。このまま続投だ。

さてこのピンチをどう乗り切るか?

ストライクが入らずに苦労するゲンジに、相手チームは待球作戦にきた。
だが不思議なもので、この直後から急に制球が良くなった。
ストライクが入るようになり、ストライク先行のカウントへ。

内野ゴロ2つに内野フライ1つで3アウト。
なんとか後続を断ち切った。その裏の攻撃で2点を追加して7対4でリード。
そして5回の表。最終回の守りです。

先頭バッターを外野フライで1アウト。
だがその後に3者連続ヒットを打たれて1点。
1死2・3塁と逆転のピンチで相手はスクイズ!

これが成功し、本塁は間に合わず1点。ゴロを処理したゲンジはボールをファーストへ。
しかしこの時2塁ランナーは3塁を蹴って本塁へ!
やられた! 2ランスクイズだ・・ 

だがファーストベースのカバーに入ったセカンドの子が、
本塁へドンピシャの返球! 際どいタイミングだったが判定はアウト!

ダブルプレーとなり試合終了。7対6
最後は劇的な守りでチームの初勝利。この日のダブルヘッダーの結果は
1勝1分け。ゲンジも終盤はピリッとしなかったが、
チーム初勝利を自身の初完投で飾る事が出来た。

エースのC君が11点を奪われた事を思えば、ゲンジの6失点は及第点だと思う。
これが初登板だから、あまり欲を言ってもキリがない。
ただ内容は今ひとつ。この試合で課題も出た。

翌週に控えた公式戦に向けて、この日は収穫の多い練習試合でした。

だがチームはこの勝利の後、次の勝利を得るまでには、
なんと2ヶ月も先になってしまう。この間、色んな騒動が起こる事になりました。

続きは後日。