2005年11月17日

乱打戦

前回の続きです。

2003年4月

この年最初の実戦は、隣町のチームとの練習試合。
このチームもメンバーが多く、5年生チームがこちらへやってきた。

ダブルヘッダーの第一試合は4年生のC君が先発。
ゲンジは5番ショートで出場。この打順、こちらは勝手に4番だと思っていたが、
監督も思う所があったのか、この年は5番での起用が多かった。
打順に関してはここで追々取り上げていきます。


自チームのグランドで行ったせいか、練習試合ながら父兄の観戦が多い。
ちなみに6年生のAチームはこの日、逆に他校へ遠征に出ていた。

こちらの先行で試合が始まる。
先頭バッターが初球をいきなりセンターオーバー!
ランニングホームランとなり、乱打戦の幕開け。

1死2・3塁でゲンジの第一打席。
2球目の高めの甘いボールをフルスイング。
これもセンターオーバーで3ランHR!

初回4点を先制。幸先のよい滑り出しだ。

その裏の守り、先発のC君がストライクが入らない・・
3連続四球で無死満塁のピンチ。

相手4番に対し、置きにいくボールでストライクを取りにいくが、
そこを狙い打たれてまたもやセンターオーバー。
同点満塁HRを献上して、あっという間に同点とされる。

2回は両軍無得点。
3回、1死1・3塁でゲンジの第二打席。
相手外野は深めの守備位置。ここでゲンジはレフトへ大きな飛球を放つ。
これが犠牲フライとなって1点勝ち越し。

その裏、今度は守備に乱れが生じる。
内野ゴロ悪送球が二つ重なりピンチを招く。
ダブルスチールを決められ 無死2・3塁。

ここで次打者はショートゴロ。初めてショートに打球が来た!
これを落ち着いて捕球したゲンジだったが、3塁ランナーを気にするがあまり、
ファーストへの送球が遅れてセーフにしてしまう・・

周囲が投手の足を引っ張る形になり、次第にC君も不貞腐れる態度。
監督がタイムをとってマウンドへ。

気持ちを切り替えて投じた初球をまたも外野オーバー。
この日2本目の満塁HRを浴び、たちまち5対8

相手の攻撃はランナーを貯めて一発が出るという理想の展開。
こちらは不用意にランナーを出しすぎてしまう。

詳細を書き続けると長くなるので、以降は割愛しますが、
試合は11対11で最終回の攻防。

ダブルヘッダーの予定なので、この試合は5回まで。
ここまで双方共に先発投手が投げ続けている。
球数が心配だったが、あと1イニングなので続投の方針。

この回ゲンジは死球で出塁するが無得点。
ちなみに3打席目はレフト前へヒット。
この試合は2打数2安打・1死球・1犠飛の成績。

最後の守り、C君は無死満塁のサヨナラのピンチを迎えたが、
圧巻だったのはこの後。なんとC君は以後の打者を3者連続三振で切り抜けた!

試合終了。11対11の引き分け。

20分の休憩後、2試合目を始める事になるが、
期待していたC君が大量点を奪われて、指導陣もショックを隠せない。

『こりゃゲンジが投げたら、何点獲られるか分からないぞ』
と、あるコーチーが発した・・・
この言葉にドラ夫は悔しい気持ちになってしまうが、
そのコーチの言い分も確かな部分もあるだけに、余計にもどかしい。

ショートをまずまず無難にこなしたゲンジ。
2試合目は先発だ。投球練習をしている姿も、なんとなく自信が無さそう。

『お前の生命線はコントロールだ。力んだ所で速いボールは出ない。いっその事、全員にホームランを打たれるつもりで投げてみろ。1番から9番まで、皆にホームランを打たれたら、それはそれで凄い記録やぞ^^』

ドラ夫がこう言うと、ゲンジはニヤリと笑みを返した。

続きは後日。


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