2005年06月14日

スコアブックの必要性

昨日の記事中で少しスコアブックについて触れましたが、
「スコアを見ない」とのお話をコメント欄でお寄せいただいた。
今日はスコアの必要性と記入方法についてお話します。

野球は9人でプレーする団体競技ですが、野球ほど個人記録に関わる団体種目は少ないでしょう。

打撃では打率・打点・本塁打・出塁率に盗塁や犠打など。
投手は防御率・自責点・奪三振に勝利数やセーブ等。

プロでは個人タイトルを獲るのがステータスでもあり、年棒も左右される。
プロの試合では公式記録員が一切の権限を持って選手の「記録」を受け持つ。
こうした試合の流れや、選手の記録を書き込むのが「スコアブック」だ。

少年野球でも、ほとんどのチームはスコアを記入しておられるのでは?
最近はチームのホームページに個人記録を掲載している所もありますね。

試合に行くとお母さんのスコアラーも珍しくはありません。
スコアの記入法はある程度の決まり事はありますが、要は自分が後から見た時に、
キチンと試合の流れが把握出きれば、自己流というか独自の記入でも構いません。

最近はサイトでも幾つか記入法について参考になる所もありますから、
それらを見て勉強すれば、そんなに難しくはないです。
しかし・・

記入するには、ある程度のルールは理解しないといけないのですが、
もっと大切なのは「判断」です。この場合の「判断」とは、
ヒット・エラー・フィルダーチョイス の絡みになります。

平凡なゴロをトンネルすれば、誰が見てもエラーですが、
では痛烈なゴロを野手がはじいた場合・・ ヒットなのかエラーなのか?
このヒットとエラーの違いでバッターも投手も「個人記録」が大きく違います。

ヒットの場合は打率が上がりますし、エラーなら下がります。
投手の場合も、ゴロがエラーならそのランナーが得点しても自責点は付きません。
ですから防御率にも影響します。

悩ましい場面に遭遇しても、スコアには「何か」を記入しなければなりません。
その判断は記録員に任されますが、一定の基準を持って記入しないと、
その記録は「公平」ではありません。

後、意外に理解されていないのがフィルダーチョイス(野選)です。

ランナー1塁で打者がサードゴロ。セカンドフォースアウトを狙って、
2塁へ送球。しかしランナーが早くてセーフ。打者走者もセーフのパターン。
これを「内野安打」と記録する人がいるんですよね・・

そのサードゴロがボテボテの当たりや、三遊間の深い当たりで、
「明らかに1塁へ投げても間に合わない」 とスコアラーが判断したなら、
それは内野安打になります。 しかし先程のパターンは相手の野選で打者は
1塁に行けたのですから、これはフィルダーチョイスで打者は打率は下がります。

それから犠打について。

犠打は自分を犠牲にして走者を進めるのが目的ですから、
打数はカウントされません。では送りバントを失敗したら?
これは凡退と同じ扱いになります。これもなんですが、失敗しても「犠打」
と記入される方がいられるようです。

それと犠牲フライ。
タッチアップで3塁ランナーが生還した場合、これは犠打となり打点もつきます。
では次の場合はどうでしょうか?

無死、或いは1死でランナーが2塁の場面。打者がライト後方に大飛球を上げた。
ライトが捕球し、2塁ランナーはタッチアップで3塁へ。

時々ある場面ですが、これは犠打にはなりません。打者は凡退扱いです。
同じ場面で送りバントなら犠打ですが、2塁から3塁のタッチアップは
犠打とは認められないのです。これは野球に詳しい人でも知らない人が多いです。

このように、スコアの記入は細かい部分で知識が要求されます。
しかし慣れれば問題はありません。スコア記入が未経験の方、
チャレンジしてみてはいかがですか?
野球を見る眼が変わるかもしれませんよ^^

スコアの活用方についても書こうと思いましたが、この記事が長くなりましたので、
一旦こちらを閉めて、改めて記事をアップします。



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