2005年05月02日

出遅れ

前回の続きです。

2002年4月
 
新加入のメンバーが続々ヒットを打っている。
チーム全体を考えた場合、それは喜ばしい事ではあるが、
息子ゲンジが先を越されたと思うと素直には喜べない・・
 
最初の試合はノーヒットに終り、続いて2試合目。
レフトでスタメンに入るも、第一打席で凡退し、
次の回からベンチへ退く。
 
新監督は2試合で全ての選手を起用した。
野球を全く知らない3年生にも出場の機会を与える。
昨年までの監督とは方針が違う。
思えば昨年のゲンジの初出場は夏だった。
 
皆を試合に出す事で、それぞれの適性を見極めたのかもしれない。
そういった意味では、勝ち負けを度外視した練習試合だった。
実際、次の公式戦では あっと驚く選手起用があった。
それは次回に譲るとして、ヒットの出ないゲンジだが・・
 
その日の試合をドラ夫が、遠くから観戦していた事をゲンジは知らない。
こちらも何事も無かったの如く振る舞っていた。
以前なら、結果に対して親子でアレコレ反省をしたものだが、
「野球から手を引く」 という言葉を発したからには、
こちらからは何も言えない。
 
本人は新メンバーにヒットが出た事に危機感はあるのか?
ドラ夫は十分に危機感を抱いていたが・・
 
チーム練習だけでそれなりに上達し、結果が伴えば申し分ないが
残念ながらこの時のゲンジにはそんな実力は無かった。
 
昨年は親の方から尻を叩いて始めた個人練習。
今年はこのまま個人練習無しで終わるのか?
 
続きは後日。